ダビデ像は姿勢が悪い | デュシャンの子供たち

ダビデ像は姿勢が悪い

背中の痛み、肩こりは多かれ少なかれ、本当にたくさんの日本人が抱えている悩みですが、どうも日本人には限らない模様。サーノ博士によると、背中の痛みの原因は「怒り」から来るということで、極端な話、博士の論文を読むだけで、人によっては腰痛が一発で治るのだそうです。そうなったら整体もオステオパシーも整形外科も商売あがったりです(笑)

とはいえ、そう簡単にいかないのが人間の心のフクザツかつ繊細な所。
サーノ博士の本にも、ちょっとした心の動揺で再発する話もいっぱい出てきます。でも一理あるなぁと思う。体の右側は男性性、父親の影響、そして体の左側は女性性、母親の影響を受けるようです。私の場合は明らかに左側、父親との確執はあまりないのですが、母とはうまが合うとはいい難く、オトナになってようやく母の気持ちも少し理解できつつあるというのが現状で、当然左肩や背中に痛みがきやすいタイプです。

背骨の面白い所は、必ずしも背中に痛みが来るとは限らないこと。背骨にはたくさん神経があって体全体の各場所への司令塔の役目を果たしているので、具合の悪い場所が痛むとは限らず、たとえば、手が痺れるとか、頭痛がする、といったカタチで症状が出る場合もあります。

両親との関係はあらゆる人にとって人生でもっとも大きな影響を与えているでしょうし、自分自身でも気づかないぐらい深いベーシックな自分を形成していたりします。ですから、なぜこんな痛みがあるのだろう、と自問自答してもストレートに答が出ない場合もあるわけですね。

さて、背中の痛みと心と両親との関係がざっとわかった所で、ご紹介しましょう。代替医療修行中の[カラダ、整ってる!?]の記事「ダビデ像は姿勢が悪い=英フィットネス専門家がミケランジェロを批判」をご覧ください。

理想的な男性の肉体美を誇る、ダビデ像、実は体の右側に疾患を抱える傾向にある立ち方をしているとあります。確かに背中に側湾のある人などはこういう立ち方をしますよね。ダビデは旧約聖書に出てくる2代目の王様なんですが竪琴の名手だったので、楽器特有の癖というかミュージシャンの持病で右が痛んでいたかもしれませんね。


著者: ジョン・E. サーノ, John E. Sarno, 浅田 仁子, 長谷川 淳史
タイトル: サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療