赤茶や濃青のベースカラーにキラキラが見られるゴールドストーン。

「ストーン」と名前についてますが、正しくは人工ガラスの一種なんです。

ゴールドストーンは石ではありません。
人工的に作られてるガラスの一種なんです。 
宝石やパワーストーンには、琥珀や珊瑚みたいに鉱物以外も含まれてて、このゴールドストーンも人工石(ガラス)ですが、それらの一部として親しまれてます。ただ天然石とは言えないかな。

イタリアのガラス工房で生まれたみたいなんですが、偶然によるものだって伝えられてます。
溶解したガラス材料の中に、誤って銅の鍋を落としちゃって、その結果とっても美しいガラス作品が完成したから、製品化したっていわれてます。

そんな偶然から生まれたゴールドストーンですが、その美しさが認められて、宝石やパワーストーンとして世界中で親しまれてます。

ゴールドストーンは、良い出会いを引き寄せることでチャンスを与えてくれるって言われてます。
出会いは人に限らず、物や場所なんかもあるみたい。

新しい出会いは人にインスピレーションを与えてくれます。そこから新たな目標が見つかったり、何かを創造できたりと、様々な可能性へと繋がります。人生をポジティブに考えている人には、良いお守りとなってくれるはず。

「ゴールドストーンは天然の石じゃないのにパワーがあるの?」って思われる方も多いんじゃないかなとは思います。
でもパワーストーンの意味として伝えられるものって様々な種類があって、その石が持つ歴史や名前、色などの要因から伝えられてます。なんとなく「天然」と言われると神秘的でパワーを感じやすいから、上記のような疑問を多くの人が抱いちゃいますが、「天然」ではないパワーストーンには意味がない…ってわけではないようです。

個々の石に対して、その美しさや云われから魅力を感じるのかどうか、そして自分の気持ちや感覚に少しでもインスピレーションがあれば、それはパワーストーンと言えるのかもしれませんよ。

ゴールドストーンの歴史はけっこう古く、ルネッサンス時代のイタリアで生まれたみたいです。

前述の通り、偶然から生まれた作品だったそうですが、当時のヨーロッパでは、現代のパワーストーンのように、様々な石の神秘的な効果に注目が集まっていたみたいで、ゴールドストーンもその一つとして親しまれたみたいです。

■ カラー・種類
ゴールドストーンはベースが赤茶色でゴールドのラメがキラキラと見られます。
ブルーゴールドストーンはダークブルーがベースカラーで、こちらもキラキラです。

■ 産地
主にイタリア・中国などで生産されてます。

■ 取り扱い・お手入れについて
ゴールドストーンはガラスなので、ぶつけたり擦れたりしないように気をつけてくださいね。色あせの心配はありませんので、扱いやすいパワーストーンですよ。

■ データ
石の名前:ゴールドストーン(Goldstone)
和 名:茶金石(ちゃきんせき)
主な産地:イタリア・中国など
願い事:縁結び、仕事運など