「いじめについて考える」というテレビ番組が放送されていた時のことです。

15歳でいじめを苦に自殺してしまった男の子の作文が紹介されていました。

少しだけ抜粋してみます。

 

題名は『空気』。

『いじめの原因が何か伝えよう。それは、空気だ。雰囲気などの意味のほうだ。この空気が目に見えないものだから恐ろしい。いじめに参加しないといけない空気、いじめをしなければ自分がやられてしまうという空気・・・そう、いじめの主犯でさえも空気によって動かされているのだ・・・』

 

この子は亡くなってしまいましたが、私はこの作文に感動しました。

わずか15歳で「空気」という犯人を突き止めたことにです。

 

彼の言っている「空気」とは「エネルギー」のことです。

私たちは人生のあらゆるシーンでエネルギーに影響を受けています。

"不安" "恐れ" そして、"喜び" "感動"など。

 

エネルギーはエネルギーを引き寄せる性質があり、良くも悪くも、どんどん増幅します。

 

例えば、自分は何も感じていなかったのに隣りの友人がとても怖がっているとき、なんだか自分まで怖くなってしまった、という経験があるのではないでしょうか。

恐れのエネルギーに影響を受けたということです。

 

また、緊張に包まれた会場などに出向いたとき、部屋に入った瞬間に緊張してしまう、などという経験も多くの人にあると思います。

 

反対に、ズバ抜けた明るさやパワーを持っている人間がその場に来ると、空気がガラッと変わるのを感じる時もありますよね。どんな人が来るのかと緊張していたはずなのに、気づくとリラックスして笑いに包まれている、なんてことも珍しくありません。

 

エネルギーには一定のバイブレーションがあるのですが、そういう細かいことはさておき、

知っておいてほしいのは"すべてはエネルギーの影響なのだ"ということ。

 

不安や恐れ、喜びや感動などに注意を向け続けていると、そのエネルギーは大きくなります。

 

緊張・不安に注意を向け続けていると、それは緊張・不安にエネルギーを注いでいることに等しく、

ますます大きくなっていくということなのです。

 

こちらが緊張のエネルギーを出していれば相手にも影響し、相手が緊張エネルギーを出すとこちらにも影響し・・・というように悪循環になってしまいます。

 

犯人は「エネルギー」なのです!

 

自分は今、何にエネルギーを注いでいるのか。

そのことを意識することによって、自分の思考と感情をコントロールできるようになってきます。

今の自分の内面に意識を向けて、その状態を認識することが大切です。

 

自分が、それらのエネルギーにどう影響されているのかを認識することで、

自分の人生を意図的に創作し、選択することが可能になります。

 

「認識」は、エネルギーをコントロールする第一歩と言えるのです。