こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
 
 
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ランニングのパフォーマンス向上のためには、自分のランニングフォームをビデオに撮ってもらって、“現実”の自分のフォームをしっかりと見ることが大事ですよ。


近くにコーチがいなかったりそうしたサービスがなかったりする場合は、友だちや奥さん、旦那さんに撮影してもらっても構いません。


おそらくほとんどの人が「自分のランニングフォームってこんなんだったんだ…」とビデオ映像を見てがく然とすると思います。
 

僕のパーソナルカイゼンではビデオ映像を一緒に見る前に尋ねていることがあります。


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それが良くも悪くも自分のランニングフォームのイメージと一致していたかどうか?教えてください。



ビデオ映像で自分のランニングフォームが良くも悪くも「だいたいこんな風だと思っていました」「イメージおよそ一致していた」と答える人はスポーツ上達は早い人で、「イメージとまったく違った」と答える人は上達に時間のかかる人で、社会人からはじめて運動をした人や初心者に多いです。


このときにイメージと違っていてもいいのです。


重要なことはビデオの映像と自分のイメージが合ってはじめて、いま現在の自分のランニングフォームが認識できたことになります。
 

人は他人の走る姿を見てわかっても、自分の走る姿はわからないものです。しかし、わかっていなければ自分のランニングフォームを説明することも、それを修正することもできません。
 

からだの左右差で「自分では右足の方が強いと思っていたのに左の方が強かった」「左足の股関節周辺筋群の柔軟性の方が低いと思ってよくストレッチしていたのに、実際には右足の方が低かった」間違った認識のままトレーニングをしていたら、当然ながら日々の努力は間違った方向に向かってしまいます。


強い足をより強く鍛えてしまうのですから!


よく「腕振りを意識しています」という人がいますが、ビデオ映像で見ると実際腕振りは標準的で、むしろほかに意識すべきところがあるかもしれません。


まず自分で理解をし、その後のトレーニングで修正をし、「この問題があるからこれをやっている」と自分の口で説明できて、はじめて自分のものになります。
 
パーソナルカイゼンでは適度に時間をとって「自分の言葉でメモをしてください」と話しているのも、自分で言語化したものを書き留めてもらいたいからです。

言語化できない、自分でよくわからないものは修正できませんが、言語化できるものは修正ができます。

受講終了後のメッセージで、

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あとで振り返って書き留めたことをまとめてくださいね。

とも話しています。


ドイツの心理学者ヘルマン・ングハウスによれば、人間の記憶は学習してから20分後には42%、1時間後にさ56%、1日後には76%が失われていくそうです。



だから翌日から復習が必要なんですよね。



1日後に覚えていたことは1か月後も覚えている可能性は高い。逆に言えば、1日後に忘れていることはその後も忘れており、継続もできません。


パーソナルカイゼンの時間は2時間ですから、はじめにアドバイスをした記憶は薄れていると考えて、最後に本日のまとめを話すことが多いです。



自分のランニングフォーム・姿勢を動画で一度確認するって重要ですね。
Never Stop Running.

 

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