こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
会社に勤めていたころの話。
新しく入社をした僕が「まず一番になれることはないか」と考えたら「出社時刻」だった。
出社時刻は9時だったが、1時間前には出社をしていた。
何の手当ても出ない、誰から指示されたわけでもないのに、好んで2時間も早く会社に着いて仕事をしたいなんて思わないだろ?でもそれをやる。
これをやる理由はたった一つで簡単。
会社に来て「まず自分が一番だ」と。
それが僕に少しばかりの優位性を与える。
1時間以上前でもすでに社長や数人の社員は出社しているので、競争心が芽生えて、やがて2時間以上前には出社するのが当たり前になった。
出社時刻は9時なのに朝6時台や7時に会社に来る人はいない。貸し切りのオフィスで、両手を挙げひとりガッツポーズをし、大きく背伸びをするのは気持ちがいい。
ちなみに1時間の朝ラン(またはヨガ)にその後カフェで読書も終えて2時間前には出社していた。
本来は会社の規律で考えると業務時間内にやるべきことでで良いことではないかもしれないが、別にとがめられなかったし、朝早いと脳はフル回転してみんなが出社する前にメールチェックや午前中の仕事の多くを終えていた。
もしいまも新しい会社に勤めたら、許されるのであれば出社スピードNo.1から目指すだろう。
同じぐらいに朝が早いのは社長だけだった。ほかに社員もいないので急ぎの仕事があると頼まれごとをされ、仕事上のアドバイスを受けるようになっていった。これが僕を成長させた。
全国に出張する社長の飛行機や新幹線、ホテル、セミナー会場を予約したり、社長はアナログでスマホなども見ないから、最寄駅から現地までの地図も詳しく印刷して用意をする必要があった。
社長が電車の時刻を間違えたり道を間違えたりしてしまうようなことは許されなかった。
「安藤さん、全国いろいろと飛び回っていて土地勘がすごいですね」
と言われることがある。
僕が国内、国外のどこに行ってもミスやアクシデントなく、スムーズに現地に辿り着けているのは、このときの経験がいま生きている。
どのホテルやセミナー会場の評判がいいのか、どこでチケットを取れば安いのか、すべてこの頭の中にインプットされている。
人生に無駄なことはない。
Never Stop Running.
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