こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
この日は滋賀県の山で、僕が最も好きな武奈ヶ岳に行ってきました!
僕の好きが伝染してか今年で3年、4年連続参加の人もいる人気トレイルランツアー。
比良山系の最高峰で二百名山、近畿百名山の一つ。
台風一過後8月14日以降に、武奈ヶ岳に登った人の記録はたったの5人。
もともと予定していたコースは誰も登っていなく、増水や倒木による通行不能の可能性があってギャンブルはできないのでコース変更しました。
集合場所に着くと僕の携帯に、
「いま集合場所(コース変更前の駅)にいるんですけど皆さんはどこですか?!」
とややお怒りの声で電話がかかってきました。
参加者リストから漏れていたのか?
僕のチェックミスかもしれないと思いまず謝罪をし、今から参加は難しいが間に合うようであればタクシーで来るように告げます。
「もう一人います。電話を変わります。」
えー!参加者名簿に名前のない人がもう一人!
「安藤さん、◯◯です」
と常連で知り合いのランナーさんでした。
2人とも調べたら入金に申し込みも確認ができず。
イーモシコムやスポーツエントリーなどから申し込みをすれば入金完了の自動返信メールが必ず届きますが、
なんと2人とも自分が申し込み入金をした“つもり”で現地に来ていました…
キャンセルでても追加募集せず少人数で締め切っていたのですが、急きょ2人の参加があってメンバーが増員、朝からドタバタ。
今回は特別対応で必ず申し込み完了メールの確認、最終メールの到着確認をお願いします。
アヂー!スタートからキツい!!こんなに登りキツかったっけ?過去最高のキツさでした。武奈ヶ岳は普段はみんな涼みに来るぐらいで、快適で暑いと感じたことはほとんどありません。
過去の気温を振り返って見ると、
2021年8月8日 26℃
2022年8月28日 20℃ 曇り
2023年8月20日 33℃ 晴天
20℃~25℃と30℃以上とでは気温差が違いすぎて、過酷に感じて当然です。
昨年は涼しすぎてみんな川ドボンもせず、山頂ではレインジャケットを羽織って「寒っ!」と岩陰に隠れて震えていました。
今年の暑さを考えると信じられない話と思います。
緑まぶしい八雲ヶ原湿原を散策。
池の中にはイモリがいっぱいいました。
山頂の標高1214mに到着をし、やっとそよ風あって涼しくなりました。
360℃見渡す限りの絶景。
「山しかありませんね」
参加ランナーさんの無難すぎるコメント。
Tシャツの汗をチューチュー。休憩しているとキアゲハが寄ってきました。チョウも水分にミネラルも必要。
僕は蛾は苦手ですが、チョウは可愛らしくてok。虫嫌いな人からすれば同じかもしれませんが、まったく違います。似た見た目でも「蛾」に生まれた場合と「チョウ」に生まれた場合とでどうしてこうも人からの印象が変わるのかと思います。
想定以上の暑さにみんなの水分の消費も激しく、山頂で下山ルートに悩みました。
武奈ヶ岳は何かトラブルがあったときのために事前にいくつもの代替プランを用意しています。
「同じコースをたどる最短ルートで下山をするか」
あるいは、
「行きと異なるコースで、やや距離は伸びるが沢沿いのルートで涼んでから下山をするか」
あまりの暑さで昼休憩中に地図で川や滝のありそうな場所をチェックしていました。これだけ気温が高いとちょっとしたコースミスも許されません。
皆さんに聞くとどちらでも良さそうで、気力、体力に水分も持ちそうだったので、川で十分にクールダウンしてから下山した方が熱中症予防にも良いし、ペースも上がると判断しました。これが正解。
熱中症予防には滝行!外部冷却!!
最高!水を飲むだけじゃ本当の熱中症予防にはならないんですよ。熱中症になった人の多くがちゃんと水を飲んでいたという話もあります。
このあと皆さん暑さでへばっていたのが元気になり、下山のペースもアップしました。川で全身水浴びしたことで水分の消費も少なくなりました。
今日はありがとうございました。とにかく暑かったですね!私も猛暑が到来後、音羽山や湖南アルプスなど登りましたが、今日の武奈ヶ岳がこの夏で一番暑かったです。
それでも水切れも起こさず、足攣りもなく、怪我せずゴールできて大満足です。コース変更がありましたが、後半しっかり水場に立ち寄り、水量ばっちりの滝行も体験できました。
これは人生初でした。
いつも安藤さんのアドリブに感動!運も味方するのでしょうか?そして山頂からの風景は本当に素晴らしかったです。
(滋賀県大津市在住/女性ランナーKさん)
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