こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


2023年6月11日(日)に開催された『第6回伊豆稲取キンメマラソン』に初参加された女性ランナーNさんから、レースレポートを寄稿していただきました。(名前はご本人の意向により匿名にてご紹介)


この大会はテレビ番組『ランスマ』に出演する人気ランニングコーチの金哲彦さんがおすすめ紹介をしたことで広く知られています。


Nさんには過去に二度レースレポートを寄稿していただき、大きな反響があって当ブログの人気記事になっています。

 

 

トレイルランナーズ大阪のブログでは、面白おかしい大会参加レポートをいただける良い書き手を募集中です!読者に期待される能力は、「提出スピード(速報性)」。大会終了後から3週間も4週間も経過をすればもう過去の古い内容にですし、記憶も薄れてしまいます。


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伊豆稲取キンメマラソン、とても素晴らしい、楽しい大会でした!

スタート会場では、無料のテーピングサービス、地元のお店のパンの提供、特産オレンジの生搾りジュース、ドライフルーツにコーヒー、お菓子の振舞いまであって最高に充実していました。

開会式では大会アンバサダーのLiLiCoさんと、ゲストランナーのハリー杉山さんが軽快なトークで盛り上げてくれ、とても楽しかったです。

LiLiCoさんはスタート地点でランナー一人一人とハイタッチをしてくれ(LiLiCoさんとハイタッチをしたい人で大行列ができていましたが、みんなとしてくれました。)、レース中にはエイドでトマトの配布係までしてくれる大サービスっぷりで素敵すぎました。

大会アンバサダーのLiLiCoさんと、ゲストランナーのハリー杉山さん。

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天気は朝から本降りの雨で、合羽を着て傘を差しながら開会式に参加していましたが、まさかの開会式で雨が上がりそこから最後まで一度も雨は降らず、雨上がりで蒸し暑い気候となりました。

スタートして1、2kmはクロカンコースで、日ごろのトレイルでの練習が活きました。直前まで大雨でどろどろの足元でみんな苦戦している中、大雨の中ツアーで山を走ったこともある経験が活き、涼しい顔で走り抜けることができました。

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景色も良く、最高!今回は、当日の朝に開通した真新しい道路を走ることができました。町長さん曰く、ランナーに走り初めをしてもらいたくて開通式をこの日にしたとのことでした。

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コース上は住宅街あり、海沿いあり、鉄道沿いありと変化に富んだコースで走っていて本当に楽しかったです。地元の方の応援も素晴らしく、子どもからお年寄りまで応援してくれ、温泉旅館が多く並ぶエリアでは、旅館の人たちが総出で応援してくれました。

郵送書類にはゼッケンと一緒に「ありがとうシール」が二枚ついており、それにメッセージを書いて持って走り、「当日沿道で応援してくれている人々やボランティアに渡してください」とのことで、子どもやお年寄りがたくさんのランナーからもらったシールを洋服に身に着けた姿を見て、ほほえましく思いました。

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エイドでは、伊豆名物のニューサマーオレンジのシャーベット、オレンジゼリー、ビネガードリンク、トマト、甘納豆赤飯、わさび漬けなど、どれもここでしか味わえないもので良かったですし、ゴール後のキンメ味噌汁も最高に美味しかったです。ゴール会場では、食べたものが買えたり、飲食店ブースが出ていたりして、一貫して「地域おこしのためのマラソン大会」という主旨がぶれておらず、とても素敵な大会でした。

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私はハーフマラソンの部を走りましたが、山登りの合計は380mでした。私が参加をした関西最強の激坂レース「柏原シティキャンパスマラソン」が10kmで330mで、それと比べれば大したことないと思えますが、走ったあとの疲労度は、柏原シティキャンパスマラソンやKoboTrailを完走するよりもしんどかった気がします。

ひたすら坂、坂、坂、で笑ってしまいました。


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主催者側は「げんなり坂」と「げげっ、げんなり坂」と名づけていましたが、坂は2つだけではなく無数にあったため、結局どれが「げんなり坂」だったのかわからず、私にはすべて「げんなり坂」に見えました。

友人が私の少し後ろを走っていて、「ほぼ全員が歩く激坂で、ただ一人元気に走っている人がいると思ったらあなただった!さすがだわ!!」と褒められました(笑)もっと足の速い人たちはもちろんみんな走っていると思うのですが、私が走っていた3時間ペースのあたりはみんな坂道でへとへとになって歩いており、走っている人は皆無でした。

どうやら今回もまた生駒のカレーツアーコースのロードの激坂登りと暗峠の激坂下りのトレーニングの成果が発揮されたようです。安藤さんには大いに感謝です。

プロフィール:三重県津市出身。2019年にテレビでウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)のドキュメンタリー番組を観て、トレイルランニング競技について知り衝撃が走る。

 

「やってみたい!」と思ったものの、最長で5㎞しか走ったことがなくマラソンの完走経験もゼロ。2019年9月にトレイルランナーズ大阪の東山公園の入門ツアーでトレイルラン初デビューを飾る。以来山の魅力にハマり、トレイルのレースにも数多く出場。

2021年に多度山トレイルラン(チャレンジの部)、養老山脈レイルラン(ショートの部)、石津御嶽登山競争を時間内完走。夢は、「いつかUTMFに参加すること」。

【大会動画】

Never Stop Running.

 

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