こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。



今日は、


「食べる時間、意識していますか?」

という話です。



さまざまな健康法や食事法、ダイエット本を読み漁り、いま僕が勉強をしているのが「時間運動学」と「時間栄養学」です。


僕は20年以上、大きく太ったり体調を崩したり、運動パフォーマンスを低下させたりすることなしに元気に走り続ることができてきましたが、その理由はさまざまありますが、そのひとつに毎朝決まった時間に起きて、毎日決まった時間に寝て、毎日決まった時間帯に飯を食べているから。



一言で言えば、「行動リズムがあるから」。



体重増加を防ぎ健康を保つには、なにを食べるか以上に、いつ食べ、いつ運動するとよいか、食べたものをいかにエネルギーに変えて自分の能力を発揮できるか?を知ることも大切です。



やや過体重のランナーの方から、

仕事が不規則で日によって昼食時間もばらばらで、仕事から帰宅するのも9時、10時になることも多く、夕食が午後10時になります。どうしたらよいですか?

 とパーソナルで質問がありました。



経験上だいたい過体重の男女ランナーの多くが不規則勤務の仕事、不規則生活の傾向があります。こうした人には、


朝食だけでも毎日決まった時間にとることから始めましょう。


とアドバイスをします。



昼、夜の食事が不規則でも一日のはじまりは同じです。毎日決まった時間に食事をとる習慣があると、新しいリズムが生まれ、胃腸も決まった時間に活動するになります。


昼夜逆転の生活、夜勤もある人はなかなかリズムを取りにくいとは察しますが、どこかでリズムを取りましょう。


夕食は遅ければ遅いほど、就寝時間に近ければ近いほど、血糖値が高くなることがわかっています。


血糖値が高くなると、その余った糖は脂肪に変わりやすい。


さらに(これが最も悪いことですが)、眠りの質が悪くなり、疲労も抜けにくくなります。睡眠時間が短かったり眠りの質が悪かったりすると怪我の割合が高まることがわかっています。


負の連鎖、です。


夕食を食べ過ぎてランナーに良いことは何一つありませんので、食べすぎないことが肝要でしょう。


朝は食欲がわきません。それでも食べたほうがいいですか?

 

これも前日の夕食が遅い人の特徴です。「朝と夜、どちらの時間帯に走る方がいいですか?」という質問にも繋がりますが、通常は「続けやすい時間帯がベスト」とアドバイスしますが、


Aさんの場合は朝に軽く身体を動かす、朝走るのがおすすめです。

 

すると食欲がわいてき、朝食も食べることができ一日のリズムができてきます。


朝にリズムができると、レースが行われるのも朝ですので有利になります。「普段朝は食欲がわかないのに、レースの当日だけ朝食を食べる」というのはレース前だけルーティンを変えることになり、レースでは普段行っていないことはしないがルールですから、調子を崩したりトラブルを起こしたりする原因を招きます。(だからといって朝食を抜きにしましょうという話ではありません)


体重が増加気味の人や標準よりも体重が上回り体脂肪の高さに悩む人は、食事の時間が日によってばらばらになったり、朝を抜いてしまったり、夜が遅くなったりしていませんか?


マラソンは体重が運動パフォーマンスに大きく影響するスポーツなので(トレイルランニングはもっと影響は大きい!)、日々規則正しい健康的な生活を送りたいです。
Never Stop Running.


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