こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
長居練習生の今川敬さんが、2023年2月5日に行われた「別府大分毎日マラソン(別大マラソン)」を走り3時間15分54秒で、5年ぶりに58歳で自分史上最速記録を更新されました。
おめでとうございます!
別大マラソンは、「フルマラソン3時間30分以内」が出場資格のエリートランナー向けレースです。
今川さんは、2015年に50歳の誕生日に参加をしたトレイルランニングのツアーであまりにからだが固く、準備運動で足を攣り山に入る前にリタイア。このときはマラソン完走はおろか10kmの大会も未経験でした。
今川さんの過去のエピソードは50いいね以上がつく共感を呼びました。
ランニングを始めてから体重は80kgから65kgまで減量に成功。(マラソンを始めたことで、これだけでも健康にすばらしい!)
別大マラソン参加にあたっては、昨年の夏前の練習会で、
「8月から2月まで30km走を月2回必ず敢行します!」
みんなの前で宣言をし有言実行、そのほとんどを一人で行いました。30℃の真夏も雨の日も風の日も30km走を敢行した、その不屈の精神に感服しました。
「いま調子がいいんですよ。」
今川さんが2018年に同じ別大マラソンで3時間20分18秒(当時のベストタイム)で完走したときには通勤ランをしていました。それがコロナ禍になってやめてしまっていました。
人は自分の記録が好調だったときのことを覚えていないものです。
通勤ランをしていたのをやめた、練習量が大きく低下したわけですから、コロナで大会がないあいだに3年以上も歳を重ねたわけですから、以前のようにな走れなくなったとしても自然です。
ところが、多くの人は「記録が伸び悩む原因がわからない」と話します。
僕は営業畑でついついマラソンを仕事に置き換えてしまいますが、伸びていたトップセールスマンがある日記録に伸び悩むようになった話を思い出します。
よくよく話を聞くと、それまで一日電話で5件アポイントを取っていたのが→3件に減っていた。打席が減ったということは→打率も落ちます。
スランプに陥っているとそれに人は気づかないことが多い。(それに自然と気づかせるのが影響マネージャー、ランニングであればコーチの役割です)
今川さんには「好調だったときは通勤ランをしていましたよね?」と伝えると、1月から通勤ランも再開し、ジョグだけで月間総距離400kmほど走って臨みました。
「今回は足を攣ったり大きく失速したりすることはありません。練習しましたから。」
まだやれる。
まだまだやれる。
その気持ちが自己記録を生みます。
ぜひ目標達成をして、この笑顔の達成感をほかの多くの人にも味わってもらいたい。
Never Stop Running.
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