こんにちは。
ランニングコーチの安藤大です。

 

以下は12月1日に配信したメルマガの内容です。

 

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・ジョグは速すぎるよりは遅すぎる方がずっといい
2022年の9月に長野県で僕のパーソナルを受けられた40代男性Kさんの話をご紹介。

 

Kさんは僕と会ったときには「キロ5分以内がジョグ」と豪語していました。ジョグにしてはずいぶんと速いペースです。


ところが…

 

 

キロ5分以内がジョグと話すのに、これまでのマラソンのベストタイムは4時間36分。


ほとんどの人が「どうして?」と感じることでしょう。おそらくサブ4を達成された方のほとんどがそのスピードでジョグをしたことはないと思います。


Kさんは毎日練習をしてもなかなか結果が出ないことに一時は、

「自分にはマラソンは向いていない。」
「ランニングをやめよう。」

とまで思い詰めていたそうです。

 

そこに僕がたまたま長野訪問の機会があって、思い切ってパーソナルを依頼して来られました。


その後Kさんはどうなったでしょうか?

 

    

ふくらはぎも最後まで元気で目標のサブ4、達成できました!


11月13日(日)の松本マラソンで
3時間41分46秒。


強風が敵でしたが最後まで楽しく、
笑顔で走れました。


フォームを意識して走れた結果
と思っております。


走ることがこんなにも楽しい
とは思いませんでした。


安藤さんにいろいろと教えていただき、
確実にステップアップしました。


走ることの楽しさを教えていただき、
ありがとうございました!


早く来年4月の長野マラソンに出たくて
うずうずしてます(笑)

2019年10月に同じ松本マラソンで記録をした4時間36分からおよそ55分、自己記録の短縮に成功されました

 

 

Kさんは「サブ4を達成できればいいんです」イーブンで走ろうと考えていましたが、僕が「サブ4を目標に走ってもそれは自由ですが、Kさんの練習内容やポテンシャルからするとそれは自分の実力を過小評価されています。「このペースだったら最後まで走り切れる」と思うペースで走ってみてください。」とアドバイスをしたから、それ以上の記録となりました。

 


松本マラソンの当日は強風で川内優輝選手ほかエリートランナーも苦戦をしあまり記録の出なかった人が多いコンディションでした。


コーチとして悲願の目標達成されたことも嬉しいですが、「走ることが楽しい!」と再認識してもらえたことが一番嬉しかった。^^

 

 

Kさんの課題はゆっくりと長く走るのが苦手で「速く走りたい」という気持ちが出すぎて、からだがどんどん前傾しオーバーストライド(歩幅が大きくなりすぎる)になってしまうこと。

これだと歩幅は伸びますが、ピッチ(1歩、1歩にかかる時間)が遅くなり、スピード調整ができず、ついついオーバーペースになってしまいます。

また足首で地面を蹴り出すような走り方をされており、日ごろふくらはぎに疲れを感じていました。(レースでもよく攣りそうになっていました)

 

 

車のエンジンは高性能だけれども運転が下手」が課題でした。

 

マラソンにはさまざまな練習ペースがありますから、ギアが10段階あるとすれば8や9の出力でしか走れない車では困ります。

 

 

こうしたスピードランナータイプの方には練習では履きにくい、多少重いシューズを履くことが有効ですが、Kさんはナイキのズームフライ3を練習で好んで履いていたこともそのスピードに拍車をかけていました。

 

 

 

 

同じナイキのエア ズーム ペガサスを薦めても、



「持ってはいます。確かにペースはコントロールできますが重いから嫌です。」


とはじめは頑なに履くのを避けていました。ビギナーランナーの中にも「固いから嫌だ(ふかふかが足に優しい)」「重いから嫌だ」とこうした人は多くいます。

エア ズーム ペガサスは男子マラソンの世界記録保持者、エリウド・キプチョゲ選手もお気に入りのジョグシューズです。

 

 

 

 

運転方法(操作性、運転面)と練習内容、シューズを見直したKさん。


ジョグはランナーのレベルによって変わります。

「ジョグ=楽」のイメージがありますが、ランナーの成長とともにそのペースも上がりある程度のスピードで走ることが大切ですが(ゆっくりすぎても弊害があります)、


史上最高の陸上競技コーチの1人とされるアーサー・リディアードは、


「ジョグは速すぎるよりは遅すぎる方がずっといい」
と述べています。

 

 

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