こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。 



「毎年怪我をしているので、今年こそはランニングで怪我をしないことです。」



残念ながら、僕の長年の経験上こういう目標を宣言した人のほとんどが再び怪我をしている。



この目標の一番の問題は、

日付けもなく数値もないことだ。



そして、


どの部位を怪我しないようにするのか(自分のどの部位が弱いのか)、
怪我をしないためには具体的にどうしていくのか。

まったく不明瞭なことである。



まだ「2kg減量することです」初心者が根拠なく「11月20日の神戸マラソンを4時間以内で完走することです」と話すことの方が実現可能性がある。



また脳は「~しない」を認識できないので、これでは「怪我をする」と認識してしまう。



たとえば、「甘いものを食べない」よりも「甘いものを控える」の方が脳への指示力としては強い。



トレイルで足元の悪い場所で「滑ります!」と注意を促した直後に滑る人が出るのは、本当に滑りやすい場所だったから滑ったのか?偶然ではない。滑るように暗に脳に指示された結果だ。



真実かどうか試したい人は「滑る!滑る!」とまわりの人に良く聞こえるように連呼してみればいい。(危ないのであまりおすすめはできないが)



「足元注意!」とか「ゆっくり歩きましょう。集中!」とかアドバイスしてあげた方が喜ばれるだろう。



目標達成のためには本来はトレーニングだけでなく、脳科学についても勉強しなければならない。



日付と具体的な数字が入っていれば、あとは脳が達成に向けて何を、どうすればよいのか考えてくれる。日付けさえ入っていたら人はそれに向けて努力しようとする。(日付けが入っていても努力しない人はよっぽどの強メンタルだ)



やっぱり願望はただの願い、絵空事であって叶うかどうかはわからない(叶わないことの方が多いと思った最近です。


夢や願望が目標に変わったときに現実のものとなります。

Never Stop Running.

 

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