長野駅から市バスに乗って行きました。予約は不要。ほとんどの人は車で参加のようでランナー、観光客を含めて12人程度でがらがら。
スキーのオフシーズンでバスの定員に無事乗れるのかどうか、座れるのかどうかを心配しなくていいのが良い。
乗車時間は1時間30分ほど。特急『しなの』に比べれば揺れは静かでめちゃめちゃ快適でした。
バスを降りたら標高1,657メートル。宿泊施設やスタート地点は滋賀県最高峰の伊吹山や、兵庫県最高峰の氷ノ山よりも高い標高。
体感気温は18℃ですが、標高が高い分日差しは強く痛い暑さ。こういうときは気づけば運動中に脱水症状になっている、気をつけたいです。
土曜日はキッズレースが行われていました。参加人数は86人集まり、盛況だったよう。
志賀高原マウンテントレイルのロングの部は、前泊が参加の必須条件となっています。
志賀高原スキー場にはたくさんホテルがありますが、すべてのホテルのレビューや食事内容ほかを見て僕は「ホテル山楽」を選びました。
よかった!
ホテルによっては「長野県に隣接する都道府県から来た人は半額割」をやっており、知り合いのランナーさんは1万円が5千円で宿泊できたそうです。超お得!
「レトロなペンション」といった雰囲気で、旅ラン気分で来たのだからカチッとしたホテルよりこういうところがいい。
部屋は和室のみ。コロナ禍のためほかのランナーと相部屋はなし。ひとりでこの部屋を貸し切りのぜいたく。畳の井草のにおいはリラックスになり快眠を助けますから、レース前にいいのです。
夕食は野菜中心。足りないかもしれないことも想定して、補給食もあらかじめ購入し用意をしていましたが足りました。
ほかのホテルに宿泊した人たちはどんな夕食を食べたのだろうとなりました。ご飯はおかわり自由で、白米がたくさん食べられれば食事はなんであれ問題ありません。
何を食べたか忘れないように献立表を写メしていたらスタッフの方から、「そんなに大したもの出していないので撮らないでくださいよ。恥ずかしいっ!」と言われました。
レース当日。募集定員600人に対しロングの部は、コロナ禍前よりずっと参加者少なく、229人と大幅に定員割れ、会場もどこか寂しい。
主催者のことを心配すると同時に、この少人数で開催してくれたことに感謝の念を覚えます。
大会の雰囲気も良く、素晴らしい運営とコースだったので、来年はコロナ禍前のようにもっと盛り上がるといい。おすすめですよ!
大会記念Tシャツ。色合いとデザイン、なかなかいい!実際にさっそく着てレースに出ている人(コットン100%なのでおすすめはしませんが)、ゴール後着用している人も多かった。Tシャツのデザインは主催者のセンスが表れますね。
一日にして真っ黒に焼けたなあ。
愛知県のツアーで知り合った方とお会いできました。2人とも少しづつ距離を伸ばしてロングの部に初挑戦!成長を見るのは嬉しいです。
関西からの参加はほとんどいませんでしたが、数少ない大阪から来た人もツアーで知り合いのランナーさんでした。
招待選手の町田知宏さんとも会えました。全国の大会で入賞常連のエリートランナー。
実は町田さんもツアー参加をきっかけにトレイルランを始めたひとり。東京の練習会に一度来てくれたこともあります。
ゴール後これから長野県から東京まで車を運転し、帰宅したらすぐ夜中から仕事があるそうです。
体力お化け!!
招待選手紹介。
当日の予報は小雨に変わって僕は喜んでいたのですが、曇ったり晴れたりの天気でレース中は雨が降らず。
「時間になりましたので整列してください」と主催者が整列を促しますが、誰も並ぼうとしません。
最近はどの大会もこうなんでしょうか?
僕の知る5年前、10年前は違いました。みんないいポジションを取ろうと積極的に列に並び、ひしめき合っていました。
「コロナ禍のせい」だけでは説明に足りず、参加者の態度も変わったと思います。僕の練習会でも「並んでください」と話しても並ぼうとする人がほとんど少ない。
暑さは苦手なので記録を狙うことはなく、予想タイムもざっくりと控えめに立てました。今回も「好調」「通常」「悪い」の3パターンを用意。
通常 5時間30分
好調 5時間00分(雨天で、気温10℃以下の場合)
前半のスタートから第一エイドの14km地点までを2時間、第二エイドの26kmまで1時間30分、、後半の14kmを2時間、合計5時間30分で考えていましたが、後半以外はほとんどその通りの歩みになりました。
約40.0km 累積標高1,787m
5時間52分52秒。
この大会は男女総合ではなく、男性と女性とで別々で、男性の出走者198人中52位で、全体の上位約26%。
長野と言えば、信州りんご。ゴール後は冷えたりんごジュース(1本200円)をごくごく飲みました。
ほか五平餅、チキンステーキ、ぽたぽた焼き、焼きそば、ピッツァなどの軽食も販売されておりランナーに人気でした。
コース上の見どころで天然記念物の「一の瀬のシナノキ」。
なんかおとぎ話やドラクエのゲームに出てきそうな木のモンスターに見えました。レース中は余裕がなく、写真はこれだけ。
序盤の用水路のシングルトラックこそやや前が詰まりますが、渋滞の心配はほとんどありません。
スタートから心拍数が高く、序盤からペースを落としても心拍数が175近い状態が続き、軽い頭痛もし絶不調。5kmからはゆるやかな上り坂も走れず、下り坂以外ほとんどハイキングで進みました。
たかが2,000メートルですが、慣れない高地にちょっとやられた可能性があります。標高を下げると幾分か身体が動くようになったので。
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