こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
 
 
登山・トレイルランニング中に誰しもが経験する可能性はある「転倒」。
 
山で「転倒」による怪我を少なくするにはそもそもなぜ転ぶのか(なぜ転んだのか?)、その原因と対策を知っておくことが大事だと思います。
 
山でねん挫したり転んだりするのは「運が悪かったではない」というのが僕の意見です。
山での転倒の主な6つの原因
①疲労
②筋力不足と神経系の不活性
③不注意
④シューズの問題
⑤技術の問題
⑥走り方の問題

●①疲労と②筋力不足と神経系の不活性
転倒は疲れたときほど起こりやすい。木の根や段差に対し自分では十分に足を引き上げた“つもり”だったとしも実際には上がっていない、疲労によってそのタイミングが遅ると転倒につながります。

対策
①救急用品を常備する
②下山するときは足元に集中する
③下山でもペースを落としたり休憩も入れたりする
④足筋力の強化

●③不注意
人が運動で集中力を持続できる時間の限界は30分とも言われますが、実際はそれよりも短いと考えます。初心者や不慣れな人であれば尚のこと短くなります。

上り下りが20分、30分と長く続く場合にはペースを落としたり立ち止まって休憩したりすることによって、転倒を少なくできます。

僕のイベントでは転倒される人の割合は非常に少ないです。理由としては、下りでも意図的に立ち止まり休憩を入れているのが効果を発揮していると考えています。入門講習会では初心者も多いので、集中力を回復してもらうためです。
 
対策
①集中力が途切れてきたなと感じたら休憩を入れる。

④シューズの問題
山ではトレイルランニングシューズの着用が望ましいですが、滑りやすいロード用ランニングシューズやスニーカーなどで走れば転倒の可能性は高くなります。たとえトレイルランニングシューズを履いていても、それで安心とはなりません。

シューズにも適正があるのでコース、地形に合わないシューズを選択した場合にも転倒は起こりやすくなります。

対策
①トレイルランニングシューズを購入する
②自分が走るコース、地形に合ったシューズを選ぶ


⑤技術の問題
⑥走り方の問題

対策
トレイルランニングの講習を受ける
パーソナルのランニング講習を受ける

下りでひざを痛めたり転んだりすることを防ぐには、かなりの部分でテクニックで解決できます。

これは営業ではなく、実際に僕の初心者向け講習会に参加をされた方の多くが、はじめてにも関わらず下りを膝痛なくスムーズに走れていることからも証明されています。
 
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