こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
名古屋ウィメンズマラソン2022完走報告のいくつかを紹介させていただいたのですが、
感動と興奮が伝わってきたメッセージ‼️
初マラソンの初々しさを感じます。
感想をくださったIさんは、昨年7月とマラソン前の1月と2度、名古屋の名城公園に僕のパーソナルを受けに来てくださいました。
初回はランニングをはじめたばかりで故障もなく楽しいとき、何か大会を目指したりタイムを目標にしたりされているわけではありませんでした。
依頼された理由は、
「美しく、いいフォームで走りたい」
ランナーの方のには「走り方は人それぞれ」「フォームなんて関係がない」と周囲に話す人もいますが、僕はその考えとは異なります。(「ランニングコーチが仕事だから」という理由ではありません)
確かにその人の個性は出ますが、「フォームなんて関係ない」と話すのは、美しい女性を目指そうと鏡の前で化粧をする自分の奥さんに「お前は化粧なんてしても無駄だよ」と話しているようなものに僕には聞こえます。
どんな化粧をするもしないも自由と同じぐらい、美しいフォームを目指すのもレベルに関係なく自由ですし、
美容と同じように、
「できるだけ美しく走りたい」
という気持ちもあって然るべきです。
僕は美しく走りたいという人を応援したい。
大実験の結果です。
いけました!
4時間以内、いけました!!
グロスタイムでもぎりぎり3時間台!!!
1,000人にひとりになれましたー!!!!
安藤さんのおかげです!
グロスタイム 3:59:48
ネットタイム 3:50:59
美しく走る大実験は、
「(わたしはスポーツブランドのイメージモデル)」
と妄想しながら走りました(笑)
「レースそのものを楽しむ余裕は今の私にはない」
とわかっていたので、
はじめの120分間は準備運動、
そこからが本番!
37kmからが勝負!
プランどおりにスタートしました。
練習してきたことはすべて出し切れました。
レース前半、後半、最後、フィニッシュ後、帰宅後、翌日…
時間が経つにつれてマラソンへの感想も変わり、面白いスポーツだなと思っています。
とても濃い1日を過ごすことができました。
こうして報告できるのもすべて安藤さんのおかげです。
本当にありがとうござました。
安藤さんが思っている少なくとも30倍は感謝しています。
まだまだ走り続けますし、やはり美しく走れるようになることが一番の興味なのでまたご指導をお願いすることがあると思います。
ありがとうございました!!!!!
追伸
マラソン大会の運営ってすごいですね!たくさんの人が動いていて。優勝した選手とすれ違いました。フォルムと積んでるエンジンがスーパーカーみたいでカッコよかったです!
(名古屋市在住/女性ランナーIさん)
文章からも伝わるとおりとてもテンションが高く面白い方で、実際はこれ以上のメッセージをいただいたのですが(笑)、毎回ランニングに関する質問をいくつも送ってくださいます。^^
Iさんは、2021年7月にランニングをスタート、ラン歴はまだ半年。
それまでは5年ほど近所の公園をウォーキングする程度。
このコロナ禍に走り始めた新世代のランナー。
走り始めたばかりなのに練習でいきなり20kmを走り、
「200kmでも300kmでも走る時間はいくらでもあります!!」
「時間があれば毎日長距離走ってもいいですか?」
「次の交差点、また次の交差点…と考えながら走っていたら自然と距離が伸びてしまうんです」
「マラソンが不安なので練習で40km以上走ってもいいですか?」
練習で42.195km走りそうな勢いでした(笑)
こういう人はいくらでも伸びる要素がありますが、コーチ指導者としても楽しいですが、故障者の仲間入りしやすい人です。
「暇さえあれば走っていたい」「休むのが苦手」という人は常に潜在的なけがのリスクを抱えた人で、自分で要チェックの人です。
ランニングの故障の7、8割の原因は、
急に距離を走りすぎたり、
急に高負荷スピードを上げたり、
練習もなしに大会に参加したり、
頻繁に大会を走りすぎたり…
つまり、やりすぎコージー『やりすぎ』です。
僕の辛口アドバイスでいえば、「己の体力や回復力を過信しすぎ」です。自戒をこめて。
Iさんは乗馬を10年されていたので「自分」を「馬」に見立て手綱を締めるよう、練習よりも練習のコントロール術をアドバイスしました。
「自分」という馬を調教する。イメージがつきやすかったようで抜群の効果を発揮しました。
今は毎日でも走りたい衝動を抑え、
自制心を持ちながら練習されています。^^
初マラソンで、
「練習してきたことはすべて出し切れました。」
と言えたことが素晴らしい。
自分で言うのも僭越ながら、「僕と出会わなければいったい身体どうなっていたのだろう(ぶっ壊れていたかもしれないな)」そう思うと人ひとり救えたような気がしてほっとしました。
ランナーとして成長するその過程に、僕との出会いが寄与しているとすれば、こんなにうれしいことはありません。
僕がランニングコーチをやっていてよかったなあと実感するときです。
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