こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

2021年4月3日(土)に六甲山上にオープンした、『六甲山アスレチックパークGREENIA(グリーニア)』へトレーニングに行ってきました。

 


最速でレビューしたく5月の連休明けの平日に行きたかったのですが都合がつかず、遅まきながらやっと行くことができました。

 


これまで関西のアスレチック施設の全制覇を目指してきましたが、“日本最大級のアスレチック施設”、“スパルタンレースのような本格的な障害物が楽しめ”と聞けば行かない理由はありません。その体験レポートをお届けします。

 

阪急六甲駅から市バスに乗って、六甲ケーブル下へ。ケーブルに乗って六甲山上へと向かい、そこから六甲山周遊バスで「アスレチックパーク前」で下車。メインゲートまで徒歩5分。
 
少なくとも4回、人によっては5、6回乗り継ぎが発生するかもしれない長い道のりで障害物よりも往復の移動で疲れるかもしれません。
 
GREENIA(グリーニア)へは車で行くこともできますが、現在土日は大混雑で「1時間、2時間近くは待つ」との複数の行った方の情報です(駐車料金は平日5,00円、土日1,000円)。

 

電車・バスの場合は六甲山アスレチッククーポンを利用すると安く行けます!
 
六甲山アスレチッククーポンを利用した場合の料金比較
六甲山アスレチッククーポンは入場券に電車、バス、ケーブル代全込みで3,900円。

入場券だけで大人一人3,000円(二人で6,000円)します。これだけ聞いても元がとれますね。

通常料金目安(2人で行く場合)
入場料 6,000円(3,000円×2名)
電車代(大阪梅田ー六甲)1,280円(320円×2名×往復)
バス代(六甲ー六甲ケーブル下) 840円(420円×往復)
ケーブル代(六甲ケーブル下ー六甲山上) 2,200円(1,100円×往復)
六甲山上バス(1DAYチケット)900円(450円×2)
合計 15,540円

六甲山アスレチッククーポン料金
チケット代 7,800円(3,900円×2名分)※阪神版は3,750円
阪急沿線、市バス、ケーブル、六甲周遊バス1日乗り放題の乗車券+「六甲山アスレチックパーク GREENIA」入場券を含む
合計 7,800円
 
11,220円が→7,800円。(3,420円のお得!約30%オフ)


こんなに安くしていいの?
 
あらかじめ六甲山アスレチッククーポンを購入しておくメリットは十分あります。
 
これだけお得なチケットですが、発売場所が「阪急電車の各ごあんないカウンター」と適当で不親切。どこ?阪急沿線どこでも買えるの?と疑問が湧いてわからず。
 
チケット発売場所
阪神版: 阪神電車 大阪梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮の各駅長室、阪神電車サービスセンター(神戸三宮)
阪急版: 阪急電車 各ごあんないカウンター、阪急ツーリストセンター大阪・梅田、阪急京都観光案内所・河原町
 
僕ははっきりと場所のわかる「阪急ツーリストセンター大阪・梅田」で購入しました。

 

10時のオープンと同時に到着し一番乗り。

 

アジサイの季節で綺麗。
 
コースは「ワンダーアメンボ―(全30コース)」、「デカイリキ(全20コース)」、「ヤッホイ(全30コース)」、園内からは少し離れた「ワンダーヤマンボ(全40コース)」の4つのエリアに分かれています。
 
普通の人であれば1コースを回っただけでもへとへとで汗だくと思います。2コース以上回れたらかなり体力があるツワモノです。
 
障害物はすべて難しそうなものはスルーでき、自分が楽しめそうものだけチャレンジできるので安心です。

 

まずは水上アスレチックの「ワンダーアメンボ―」へ。これは子どもから大人まで楽しめます。
 

入場して5秒、一番目の障害物がこれ。いきなり難易度高すぎでは?普通のシューズで来てクリアできる人いるんでしょうか。ゴム底の地下足袋が欲しい。
 
はじめから水にドボンさせて来場者の気分を盛り上げようという監修者の意図はわかりますが、導線が悪すぎで週末は入口で渋滞を招きそうです。
 
うんてい。うんていは握力がすべてと言っても過言ではありません。

「子どものころはできたのに」といういう人はそれは体重が増えたから、そしてその自分の体重を支える力がないから。年齢で衰えたからじゃありません、理由は単純です。鉄棒ぶら下がりが1分以上できたり懸垂が10回程度できたりする人は楽しめると思います。
 
手を離したら確実に「ドボン!」ですので、自信のある方以外はほとんどチャレンジせずにスルーだろうなと思いました。
 
両手でロープを掴み、少し助走をつけ正面の網なわに飛びつく障害物。

掴んだロープから手を放し、正面の網なわに手をかける瞬間がちょっと勇気入ります。

水上アスレチックの途中で天候が急変し、どしゃ降りの雨に。その後のほとんどの機具が鉄製金具を採用しているため雨で濡れて滑って、ほとんどクリアできずで残念でした。ワークマンのゴム手袋も用意してきていましたがダメでした。

雨予報のある日は避けた方がいいです。
 
一番盛り上がりそうで、実際にまわりの人を見ても盛り上がっていたのがこれです。行ったらぜひチャレンジしてもらいたい。


子どもはバランス感覚もいいし体重が軽いので沈みにくく難なく渡ると思いますが、体重のある大人の方が沈んでスリル満点です。
 

大昔のテレビ番組「風雲!たけし城」を思い出しました。自分が水に落下したら出川哲朗、ダチョウ倶楽部オチのような気分になるでしょう。

続いてスパルタンレーサーや運動神経、体力に自信のある人におすすめが「デカイリキ(全20コース)」。

腰にゴムチューブをつけて、正面のベルを叩くというもの。ダッシュ力…というほどのパワーは必要なくゴムチューブのテンションが弱く、男性の方は余裕だと思います。

 

レースなしに、久しぶりにスパルタンレース参加気分を味わえました。
 
両手でロープを掴んでその遠心力で、次の丸太の上へと乗るというもの。これも筋力というより握力、握力というよりもちょっと勇気が入ります。着地する丸太の上が雨で濡れて滑ってグリップが効かず何度かトライしてもダメでした。
 
続いて3コース目は「ヤッホイ(全30コース)」へ。

 

スー○ーマ○オ風のアスレチック施設。みんなで写真を撮るだけの場所です。週末は子どもたちがごった返して、おそらくゆっくりと写真を撮るどころではないように思います。
 
子どもでもできる遊具の中になぜか本格的障害物が混ざっているのがヤッホイコースです。
 
 
最後の「ワンダーヤマンボ(旧:六甲山フィールドアスレチック)」へ行こうとしたら、この日は終日休園とのこと。こちらは過去に一度体験済みですので、これで4つのコースをひと通り体験できました。
 
アスレチック施設のほかにもトランポリンやペダルボート、芝すべり、パターゴルフ、ゴーカートなど家族やカップルで遊べるたくさんの遊具があります。
 
まとめ
・六甲山アスレチッククーポンを購入するとかなりお得だよ
・一度出てもチケットを見せれば再入場できるよ(六甲ガーデンテラスで昼食後→もう一度楽しむ、ということもできるよ)
・ロッカーはあるけれど、来場者数受付に対して数は少なく見えたよ(有料で200円)それぞれのエリア別に分かれたロッカーでそれにしては数は少ないよ
・シャワー室はランステのように綺麗で無料だけれども、数が少なく週末は混雑して利用できない可能性が高いよ
・着替え室はそれほど広くなく、週末は混雑で密が予想されるかもしれないよ。密を懸念する人は屋外や車で着替えられるように準備しておくのが得策だよ。
・一番のおすすめは「ワンダーアメンボ―(全30コース)」。スパルタンレーサーや運動神経に自信のある人には「デカイリキ(全20コース)」と「ヤッホイ(全30コース)」はぜひ体験してもらいたいよ
・山頂は平地より4、5℃気温が低く、濡れることも考えると長袖防寒着も用意した方がいいよ
実際行ってみて、水上アスレチックは新しくすごく面白かったので一度は行く価値ありだと思います。
Never Stop Running.

 

【STEP1】無料メール講座で学ぶ

国内唯一のマラソンやトレイルランニング情報の無料メルマガです。2012年発刊以来、4,000人以上の愛読者がいます。トレイルを走るにあたっての服装や装備、ザックの選び方、海外レースの裏話まで。 はじめてのトレイルラン講座メルマガ(月1回程度)

【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する

関西を中心にほぼ毎週末にトレイルランツアーを開催!多くがお一人様です。安心してご参加ください。平日夜の19:30から大阪城や長居で『マラソン走りの教室「カイゼン」』練習会も開催。 「e-moshicom(イー・モシコム)」からエントリー
公式サイトからエントリー(エントリー手数料無料)

プロにランニングフォームを見てほしい

「記録が伸び悩んでいる」「いつもレース後半で失速する」「上半身と下半身が連動していない気がする」など 完全予約制、1対1の個別指導ランニングフォーム診断KAIZEN「カイゼン」