こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

これまで“100か国100レース”を目標に掲げ、およそ6年で世界28か国33地域のレースに参加をしてきました。

 

今年は新型コロナウィルスの感染拡大の余波を受け、春先まで韓国やタイなど予定していた海外レース参加をすべてとりやめました。昨年まではおよそ2か月に1度の頻度で海外レースに参加をしてきましたが、2020年の海外レースは2つのみです。

 

いつ、どこの国にも行くことができる立場ではありますが、今年は控えます。

 

新型コロナウィルスの影響とは別に、海外レースを一度は控えるようになった背景には、最近「航空機の地球大気環境へ与える影響」について真剣に考えるようになったことがあります。

 

“100か国100レース”は僕の人生目標ではありますが、その目標達成への過程が自然環境にもたらす影響を考えずにそれを達成したいと考えるのはエゴだと思うようになりました(グレタさんやキリアンからの影響は一切ありません)。

 

海外旅行や海外レース参加のために頻繁に飛行機で移動を繰り返すことは、環境へのダメージになります。飛行機の離着陸時のエンジン排出物は地表付近の大気汚染につながり、オゾン層および気候にグローバルな影響を与える可能性があります。

 

航空機の地球大気環境へ与える影響:研究の回顧と今後の課題
 

わざわざ研究論文を紹介したり「可能性があります」と話さなくても、世界で年々気温は上昇し、毎年の暖冬も見てもそれは明らかです。年間100日以上山に行っていて自然や気候の変化を肌で感じています。

 

 

最近タイ在住のトレイルランナーとも「いまの地球は私たちの世代だけで終わりじゃなく、後世に引き継ぐがないといけないよね」と話していて、また「トレイルランナーとして自然を愛しています」「私は自然環境保護意識をもっています」と言いながら、自分のレース参加のために飛行機で移動を繰り返していたら行動と言動が矛盾しているのではないか、そういう話もランナーとの間でするようになりました。

 

 

チケット代に加えて追加のお金を支払い、そのお金を植林やソーラーパネルの設置などのクリーンエネルギーのためのプロジェクトに拠出したり、寄附をしたりすることで、後ろめたい気持ちなしで海外に行く方法も出ててきています。(「カーボンオフセット」という制度が実際にあり世界の航空会社が導入し始めています)

 

今年は主に電車や新幹線で移動できる国内トレイルレース参加をメインに楽しみます。これまであまり参加することのなかったハーフマラソンなどのロードレースも楽しみたいと思います。

 

これからの海外レース参加(海外旅行を含む)は本当に行きたい国だけに絞り、よく考えていきたいと思っています(手当たり次第レースに参加をしないという意味です)。「近いから香港」「LCCで格安だから」といった理由でレースに参加をすることは少なくなると思います。

 

そういう理由でブログ読者の皆様には残念ですが、今年は2、3レポートになりそうです。

Never Stop Running.

 

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