こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
 
 
今年も残りわずかですね。
 
毎月12月27日から30日までは走り納めとしてたくさんの方がトレイルランナーズ大阪のツアーに参加されます。
 
初日は兵庫県の加古川方面へ。関西の究極の絶景コース「播磨(はりま)アルプス」へ。このコースはいつぶりかと調べたら最後開催は2017年11月で実に2年以上ぶりでした。参加ランナーさんも兵庫県の姫路方面の方の参加が多かった。
 
高御位山(たかみくらやま)」は、兵庫県加古川市と高砂市の境にあります。大阪から電車で1時間30分ほどで行けて、低山なのにアルプスの稜線並みの景色きが楽しめて適度な岩山のアスレチック感があって最高です。
 
高御位山(たかみくらやま)から連なる外輪山のよう山々は、「播磨(はりま)アルプス」と呼ばれ人気ハイキングコースになっています。
 
山へ行く前にみんなで関西の秘境の一つ「生石(おうしこ)神社の石の宝殿」を参拝。丸山棚田、瀞峡、熊野古道など雑誌などで紹介されている秘境の中では行きやすい部類に入ります。
 

大きさは横6.4m、高さ5.7m、奥行7.2m岩をくり抜いて作られた巨岩が圧巻!この巨大な石像物が御神体です。

 
水面に浮かんでいる!?誰がいったい何の目的で作ったのかは謎とされています。
 
上から眺めるとこんな感じです。巨岩の上に植物が共生しています。
 
ほとんどが砂山や岩稜の尾根歩きで走りづらく、稜線は木々がないので風は吹きさらしで、冬場はちゃんとした防寒対策が必要です。
 
この日は前日の激寒の天気から一転して、いい意味で裏切られました。暑かった〜体感気温で12℃以上はあったでしょうか。
 
どこを見ても絶景だ〜
 
ルートの多くが岩ごろごろなので、トレイルランニング初参加者や下りの苦手な初心者が走るのには向きません。この日も「ハイキング中心で初心者の方はほとんど走れませんよ」と念をうって募集しての開催です。
 
しかし、初参加の方が多かったのに皆さま下り速かった〜上りもなかなかの体力でした。秋のマラソンシーズンに向けてトレーニングをした年末の皆さまは身体仕上がっていますね。
 
感動の大パノラマ。山頂は高御位神社が祀られていて、断崖絶壁の岩場からは播磨平野や淡路島、明石海峡を一望できます。ボストンマラソン完走者で大阪でサブ3.5、健脚女子のSさん。
 
僕が”最恐のゴジラ山塊””ラスボス”と呼んでいる、桶居山(おけすけやま)へ。
 
その山容はまさにゴジラの背!関西にこんな山があるなんて素晴らしい。地元の方はうらやましい。

 

見上げるような岩場の上り。ゴジラの背中にへばりつきよじ登っている気分になります。
 
見下ろすような岩場の下り。
 
個人的にはがれがれの岩肌コースは好きです。走りにくいということはレースではランナーはみんなペースが落ちるか歩きになるので、その中で走ることのできた人がタイム短縮できますので。
 

天気に恵まれて、空の青さで眺望がさらに際立ちすごくラッキーでした。思いのほか暖かかったけれど、お昼休憩時の寒さを思えばこのぐらいの気温がベストでしたね。高御位山の山頂を目指しながら見た、岩の色と冬枯れの木々と、深い青空に白く光る飛行機のコントラストが印象的でした。今日は登っていく先も、登ってきた後も見渡せて今まで見たことのない風景を存分に味わえました。

 

ゴジラ山も!手をついてじ登りながら、ゴジラの背びれにしがみついてる気分を味わえました。途中で先を見上げ、「(うわ~まだ先が…)」とも思いましたが、今日の登りは頑張れました。ひとつひとつの登りがそこまで長くなかったからかな?今日は上手な方が多かったので後ろで走らせてもらいいながらいろいろと勉強になりました。(大阪市在住/女性ランナーIさん)

 
今日は練習生が3人も来てくれました。年の瀬とあって満員大賑わいで久しぶりの方とも、一人一人じっくりとお話する機会がなかったのですが、「もっと話したかった〜」「走りが見たかった〜」という人は比較的人数の少ない冬の冬のツアーでお待ちしています!