こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

先週末は東京・皇居で3日間とパーソナルコーチカイゼン指導でしたが大成功に終わりました。

 

ここでの大成功というのは、ほとんどの人からその日あるいは翌日に感謝のメールが届いたからです。僕はもともとが空手部、バリバリの体育会系ですので「礼に始まり礼に終わる」、礼儀礼節のしっかりとした謙虚な方が好きです。この日も皆さまいい人で嬉しかった。

 

素直、プラス発想、勉強熱心。僕自身で依頼されるランナーの方を選ぶことはできませんが、この3条件の性格が揃っていなければ成長し難いので、なるべくそうした人に選ばれるように工夫しています。

 

いただいた感想にコメントを入れてご紹介。

 

東京都多摩地域から40代女性ランナーYさんより。

 

本日はみっちりご指導いただき、本当にありがとうございました。動きがよくなったことで久々に「走るのが楽しいな」って思えました。(東京都府中市在住/40代女性Yさん)

 

Yさんは2018年夏の東京・皇居での練習会に参加、僕のことを覚えていて来てくれました。東京での練習会もたまには開催してみるものですね!

 

ラン歴は3年で、運動経験は乗馬のみ。久しぶりに会ったら女子フルマラソン3時間30分以内ランナーに急成長していていてびっくりしました。女性からのご相談に多い、「フルマラソンレース直後に故障をした」「股関節が固いと感じる」柔軟性不足や筋肉量不足、真面目すぎることから疲労が抜けない、などの悩みで依頼がありました。

 

埼玉県川越市からお越し下さった50代男性の方。

 

濃密な2時間で大変参考になりました。さっそく翌日の午前中に20km走にチャレンジしました。腕の振りを意識して走る方がフォームを整えやすいように感じました。右足の使い方はまだまだマスターするには程遠いですが、いつもよりも楽に走り切れた実感があります。動的ストレッチも空き時間に少しでも取り組むようにしました。1月の勝田マラソンでサブ3.55達成の報告を安藤さんにお届けします。(埼玉県川越市在住/50代男性Tさん)

 

僕のTwitterのフォローして依頼をいただきました。普段つぶやいていることと言ったことが違うと思われたり、Twitterのイメージと実物のイメージが違うと思われたりすれば問題なので(笑)プレッシャーがありましたが喜んでいただけてよかったです。

 

茨木県つくば市からお越しくださった50代男性の方。

 

「これまで雑誌などの情報から得た薄い知識を誤って解釈し練習していたのだな」ということを実感しました。すべての練習がムダだったとは思いませんが、もっと早くに教わっていたら効率よく練習ができ、結果も生まれたのかなという思いがでてきました。アドバイスをいただいた肩まわりの固さや蹴りこみの強さ、膝の切り替えなどはこれまでは意識していなかったことで驚くと同時に、自分の誤った走りへの解釈を実感しました。

 

そして、トレーニング後の映像を見てフォームの違いにも自分で驚きました。現在は50歳を超えて段々と厳しくなることはわかりますが、やはり市民ランナーのグランドスラム、フルマラソン3時間切りに富士登山競争山頂コース完走を目指したいと思っています。(茨城県つくば市在住/50代男性Mさん)

 

・50歳未満の方と50歳以上のランナー

50歳より若い年齢でランニングを始めらた方は(私も含めて)、これから加齢による変化を感じ始めることになりますが、そもそもが50歳以上で走り始めた方は加齢による衰えのある中でのスタートですから、すでに感じた状態からのスタート。今からは向上しかないという考えの人が多い。

 

栃木県日光市からお越し下さった女性Sさん。

 

カイゼン受講後、皇居を一周走ってみたのですが、足が自然と前に運ばれるような感覚があり驚きました。ペースは特に意識していなかったのですが、流れる景色の中に吸い込まれるような感覚を得て、「(走るとはこういうことをいうのか!)」と思いました。

 

小さなころから走ることへのマイナスイメージを払拭できずに足元ばかり見ていたので、「走る=気持ちいい」と思えるようになることは自分ではあり得ないはずが、初めてそんな気持ちで走ることができ、流れていく風景に目を向けることができました。普段のジョグは速くて皇居一周35分くらいでしたが、なんと27分で走れました!歳を重ねるにつれ「(どうせやっても…)」と思うことが増えましたが、自分の可能性をまだまだ信じてみたいと思えました。(栃木県日光市在住/50代女性Sさん)

 

Sさんは右足はミッドストライクで身体の真下に足をついていましたが、左足の着地点は身体の前方にフォアフットストライク気味に本人は気づかずと着地していました。

 

Sさんの場合は意識をしてフォアフットに変えたわけではありませんが、そのようなフォアフットな着地をすると(ただ着地面を変えただけの)、ふくらはぎの肉離れなどケガのリスクの増大することがわかっています。クッションのかかとでガツガツと叩きつけるような走りよりも悪いとされています。

 

大切なのは、足のどの部分で着地するかではなく、どこに着地するか。

着地は結果論でしかありません。足のどの部分で着地するかを考えることはナンセンスです。

 

Sさんの普段のペースは「キロ6分30秒~7分00秒が精いっぱい」で「それ以上ペースを上げると息切れする」ため練習の中心はほとんどジョグということでした。僕ははじめこれを聞いたときに「本当だろうか」と疑いました。それが走りを見直したらこの感想です。

 

Sさんは普段から猫背でランニング時の姿勢が悪かったので、普段の姿勢を変えるだけで、走り方や運動効果も変わってきますね。

 

翌日にさっそくフォームを意識して走ってみました。10km70分。1km6分後半から7分ちょっとで走ることができました。いただいたアドバイスをこれからも実践していきます。今後が楽しみです。(群馬県在住/40代男性Kさん)

 

Kさんも同じでした。Kさんはラン歴は2年、ハーフのベストは2時間49分。ランニングをはじめて痩せたものの体重は以前として標準体重より15kg超過しており、普段のランニングでは「キロ7分30秒ぐらいが精いっぱい。それ以上にペースを上げると心拍数がレッドゾーンに突入します。キロ6分台で走ってみたい。」と話しました。

 

ラン歴も浅く、これだけ体重があるのですから皆さん「速く走れなくて当然だ」と思う人が多いことでしょう。僕は「本当だろうか」と疑いました。本当に速く走れないのか、と。Sさんは心肺機能のポテンシャルは高かったからです。考えられるのは「走り方の効率が悪い」という予想でした。

 

僕の練習会ではなわとびを跳ぶのですが、なわとびの例がわかりやすいです。肩に力が入っていたり脚力に任せて跳ぶような跳び方だと3分も経たず疲れてしまいます。それはフルマラソンのタイムの速さに関係ありません。これは「なわとびを跳ぶ効率が悪い」ということになります。

 

誰でも速く走ることはできる(もちろんその方の心肺機能によりますが)。速く走ることができないのは(速く走ると疲れるのは)、身体の動かし方を知らないから、ランニング効率の悪い走り方をしているから、それだけなのです。

 

人は変わることができる。

Never Stop Running.

 

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