こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

大阪マラソンは今年からウェーブスタート採用により、最後まで人、人、人。整列位置で大きく記録に影響するといっていい大会でした。ぎりぎりに整列して後方からスタートで走れなかったという話も聞きましたが、よりよい位置に並ぶの努力であり実力であります。そんな走りにくい環境下で、自己記録を更新された皆さまは目標タイム以上の練習をされてきた、実力を出し切ったということに思います。僕も刺激をいただきました。


総評。運営はパーフェクト、沿道の応援は途切れず素晴らしかったですが、とにかく受付人数が多すぎて写真を撮るどころではなく、42,195km終始人との接触に気を配らなければならない印象。ウェーブスタート採用によりランナーはばらけたのはよかったと思いますが、それでも給水所の混雑は緩和できていない印象で、ちょっとした戦場でした。初心者の方には恐怖だったかと。給水所はなるべく終わりの方で給水する方が人も空いておりペースを乱さないコツですが、給水所の終わりが見えないぐらい人が大混雑していて、それもできませんでした。

 

ここからは大阪マラソン2019有名人・芸人リザルトを一部ご紹介。

 

山中伸弥教授(57歳)3時間27分07秒(自己記録は55歳で3時間25分)

小渕健太郎(コブクロ) 4時間12分57秒

間寛平(70歳)4時間37分31秒

小杉竜一 5時間40分12秒

ジミー大西 6時間57分11秒

 

山中教授、さすがお速い。あれだけお忙しい方なのに月間200km以上走り、京都の坂道で足腰を鍛え、レース当日は朝に正月のおもち7個も食べるというのですから恐れ入ります。

 

小渕さん、少しふっくらされたような。(人づてに聞いたところによれば、春先に肉離れを経験しあまり練習ができなかったそうです)

 

寛平ちゃん、もう70歳。70歳でこのタイムは驚異的だと思います。複数のランナーさんの目撃によればこのタイムで軽く流していたそうです。

 

 

ほか事前に紹介されていない個人エントリーの有名人の方も多数参加されていたようです。アナウンサーの取り巻き警備は、有名人以上に手厚かったと感じたのは僕だけでしょうか。

今回の大失敗が登録ランナーさんが多すぎて、名前が重なって誰がどこだかわからない!さらに人混みが危なすぎてレース中にスマホを見る余裕もありませんでした。鬼ごっこを楽しめず残念でした。


ランナーズアイで僕の知る全員のラップタイムをチェックしていましたが、個人レッスンを受けられた方の大阪マラソンでの記録更新率は高くたくさんありました。もちろん中には目標未達で反省や課題を感じたという人もいましたが、多くの人は喜びに終わったようでした。あの大混雑の中で、皆さん頑張りましたね。

 

大阪マラソン走りました。タイムは3時間26分、念願のサブ3.5達成できました。これも定期的にフォームを見ていただいたおかげです。次なる高みを目指して頑張っていきますので、よろしくお願いします。(大阪府東大阪市在住/50代男性Nさん。マラソン歴5年)

 

2017年から僕の個人レッスンを3年で5回(最多受講数!)定期的に受けてフォームチェックをされている、Nさん。「無茶はしない。ケガなく自己記録を更新し続ける」がポリシーで足に違和感を感じたらすぐに休足、レース連戦はしない。ご年齢は山中教授に近い56歳ですが、大きな故障もなく、2年半でサブ4から30分タイム短縮。おめでとうございます!

 

最近練習会に参加し始め、みんなに刺激を与えて下さっている70歳のNさんも目標タイムを大きく更新されました。

 

ネットタイムで4時間44分17秒。目標タイムを何とかギリギリ達成しました。カイゼン受講時にお聞きした「対策」と練習会でのご指導のおかげで、最後まで走り切ることができました。(大阪府大阪市在住/70代男性)


「何とかぎりぎり達成」と書かれていますが、僕に報告したNさんの大阪マラソンの目標タイムは5時間15分。70歳で30分更新。

 

Nさんは2014年に僕の六甲山のツアーに参加されて以来、ずっと僕のブログやメルマガを読んで勉強くださっていたそうで、70歳になってランの基本を一から学びに来られました。おそらくこの記事もご覧になられていることでしょう(笑)おめでとうございます!

 

Nさんは大阪ハーフを10年以上近く完走され続けていて、71歳となる来年も完走を目指されています。大阪ハーフの制限時間は2時間ですから、それを完走するスピードとスタミナがあるということは、加齢による衰えを考慮しても70歳代でフルマラソンで4時間30分切りも夢ではありません。

 

繰り返し伝えていますが、マラソン競技者の平均年齢人口は40代に50代。その年齢から運動経験ゼロから走り始めて自己記録を更新していくには積極的に10kmやハーフといったフルマラソンよりも短い距離に参加をして、スピードを探究していくことが重要です。

 

しかし、ハーフマラソンは参加費も安い大会が多いし、午前中拘束だけで家族奉仕もできるのに参加する人がまだまだ少ない。ガンガン月1で参加してもよいと思いますけどね。

 
まず「自分は今より速くなれる」と自信を持つこと、
そして、常に速さについて考えることが人を速くします。
Never Stop Running.

 

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