こんにちは。 

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

この日は日本二百名山の一つ、滋賀県大津市にある標高1,214mの武奈ヶ岳(ぶながたけ)を走ってきました。

 

 

 

 

武奈ヶ岳はみんなのためにというよりも、僕が大好きな山頂なので年に一度は開催したいなと思っており、コース難易度も高いので「行きたい人いますか?7、8人の少人数集まれば」ぐらいのイメージでした。

 

ところがふたを開けてみると今年はあっという間に満員でキャンセル待ちも出て、エントリーできない人もでるぐらいの人気になりました。トレイルのレース応募は年々少なくなっているように見えるのに、いったい何が起きたのでしょう?(笑)皆様「360℃の見渡す限りの大絶景」に惹かれて参加されていました。

 

自己紹介の人数も多い!コース説明、中級以上コースでは注意点も多めです。

 

滋賀県から参加されたHさんからいただいたメッセージ。

 

参加人数も多く、皆さん全員と武奈ヶ岳を登頂できたこと、360度の絶景、自然と楽しくむことができたことに感動の1日でした。苦手な下りの指導もピンポイントでいただけけたことは私にとっていい学びとなりました。今後もタイミングが合えば、またいろいろなイベントに参加させていただききたいと思います。

 

「参加人数が多かったのでよかった」というのはよくいただく喜びの声です。やっぱり踊るダンスクラブと一緒で、人が集まるからこそ面白いというのもあります。これが5、6人だとちょっと寂しい。その点僕のツアーはおかげさまで盛況でいつも人がにぎやかで楽しい雰囲気です。たくさんの人に来てもらうがまずあって、そのあとの企画です。

 

この日は入門ツアーではないので講習はほとんどしませんでしたが、途中でちょっとだけお話しした下りの講習が思いのほか好評で意外でした。中級以上のツアーではコースもテクニカルなのでアドバイスしたことを繰り返し試す機会がありますが、入門や初級コースは距離も短く、あまり難しくないコースで設計していますので試す機会は少ない。体力をつけて、中級以上のコースに参加して初めて試す機会がたくさんあります。

 

いざ、スタート!滋賀の山に入るときは僕でさえ、いつも緊張します。生駒や京都トレイル、六甲山に登る気分とは違います。

 

総距離は13kmで、上りの合計は1,300m。うち5kmで1,000m近くいっきに登ります。ほとんど走れません。トレイルランニングというより登山です。

 

「5kmで1,000m近く登る」ということが初心者やトレイル経験の浅い人にはぴんとこません。身をもって知ることになります。この経験は今後トレイルのレース選びでも生きてきます。ちなみに京都トレイル東山が30kmで1,200m程度、生駒チャレンジが30km(実測27km)で1,200m程度です。

 

涼しすぎ。気温22℃、熱中症危険指数は21℃の安心して運動していいですよレベル。ロードの灼熱地獄が嘘のよう。夏はやっぱりトレイルラン!

 

正面にびわ湖の絶景を眺めながら、緑の芝の上で休憩。気持ちがいい。涼しいし、蚊やアブもいないし癒されます。

 

神秘的な雰囲気を醸し出す高層湿原「八雲ヶ原」。標高約900mに位置する、関西では非常に珍しい高層湿原です。かつてロープウェイが通じていた比良スキー場の跡地です。緑の香りに癒されます。
 
新しいブローチ?これは、キアゲハ。

 

オレンジTシャツの女性にも寄ってきましたので、オレンジの色を花の色と間違えている?それともランナーの汗の水分や塩分を吸いにきているのか。トレイルの下りを走っても離れておらずみんなでびっくりしました。
 
最高!

 

充実した1日をありがとうございました。一足先に秋を満喫させていただきました。

 

秋が山の頂きからすそ野に広がっていくかのよう!澄んだ青空に赤とんぼが舞う贅沢な景色を楽しみました。

 

下りはかなりテクニカル!段差のある岩肌も、軸足を残して下るコツを教えてくださったおかげで無事にクリア!武奈ヶ岳のコースは急斜面、繰り返し実践練習することができためになりました。急登では足元ばかり見ていたり下りの岩場では足が止まることがあったり、トレイルの経験値がまだまだ不足しているなと反省...でも「もっといろいろな山へ行ってみたい」とトレイルを走る意欲が湧いてきました。

 

山頂では、本日ご参加の方々と感動を共有させていただきました。皆で汗をかいて頑張って登ったかいがあり、山頂で目にした景色のすばらしさに、思わず感嘆!声に出して、感動して、皆で景色を楽しむ...ゴール後の握手からも交わす心からの笑顔からも一体感を感じました。安藤コーチのツアーの素晴らしいところですね!レースではなかなかこうはいかないですよね!

 

迷路のような道、自分一人では絶対に行くことができません。案内ありがとうございました。今年の夏の締めくくりに相応しい一日となりました。まさに「大人の夏休み」でした。本当にありがとうございました。

 

さて、ここからは下山。

 

前日に雨が降ったのか、水量が多め。渡渉が多くありました。六甲山のトェエンティクロスどころではありません。楽しい。

 

スリリングな橋わたりの連続。水の中をじゃぶじゃぶ行く方が安全な場合が多いです。

 

昨年と今年の台風で道は荒れており、アドベンチャーレースのようでした。レベルが上がれば上がるほど、面白いコース体験ができます。

 

大きなカエルも発見できました。途中で大きなメスクワガタもいたようです。

 

すごい光景。自然のジャングルジム。

 

森の妖精、Oさん。恐竜の背骨のような倒木。はたまた動物園の檻?

 

思いも知れずドボンポイント多数でしたので、

 

2019年夏、最後にドボン!しかし、入門コースと違って水遊びしている時間的余裕はありませんでしたので、希望者のみでひと浸かり。気温21℃、水温は10℃程度で結構寒い。
 
みんなで一つの山の頂きを目指すって最高!その道のりが険しければ険しいほど達成感や感動も大きい。正直最初から最後までイージーってつまらないでしょう?
 
中級や上級コースはペース配分、肉体的・精神的負担が大きくやっぱり年に1回ぐらいですね。来年はバスで登りをもう少し距離短縮して、下山後の水遊びを楽しみたいなと考えています。

 

ご参加下さった皆様、ありがとうございました!

Never Stop Running.

 

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