こんばんは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
夜の山を走る、若草山でナイトトレラン。台風１０号が近づいてきていますので、コースを短縮し、少し余裕をもって解散することに承諾いただきました。スポーツイベント主催者であればどこもそうだと思いますが、台風の影響で胃がきりきりする毎日です。
ほかのツアーコースと異なり、中元万燈籠（ちゅうげんまんとうろう）を観賞する場合は、今日を逃せば次は来年までありません。台風予報だったので春日大社もさぞがらがらと思いきや、例年どおり大勢の観光客でごった返しびっくりしました。
京都市内ほか強風でどしゃ降りの地域もあったようですが、われわれのコースは風も少なく、ゴールまで雨に降られずに済みました。もう少し風が強いことを想定していたので、いい意味で期待を裏切られました。山の中は涼しいうえに、夕方から夜とあってひんやり。ランニングするのにはかなり快適でした。
鹿が多く生息する若草山はヒルの生息地域ですが、雨が降らなかったおかげでヒルにも出くわしませんでした。昔は、「夜通し走るロングのトレイルレースにチャレンジしたいのでナイトランを経験しておきたい」とやってくる人がいましたが、今ではそのような人はほとんどいません。皆さん、あくまで新しい新しいチャレンジの一つ、そして夜景を楽しむために来られていました。
世界遺産 春日山原始林。
万灯籠。「台風の強風の影響を懸念し、灯籠のいくつかは取り外し少ないかもしれません」と聞いていたのですが、例年通りに圧巻の万灯篭の数で美しかった。夜は静寂に包まれ神社は厳かな空気…ではなく、夏休みもあってものすごい人の数で人ごみでいっきに疲れました。山の中は誰一人おらず快適だったのに。
帰りは、「なら瑠璃絵」の前で何千のろうそくが灯され幻想的な雰囲気を醸し出していました。昨年はありませんでしたので、ラッキーでした。
ナイトトレランは日の入りの時間に、万灯籠、そしてお尻の解散時間、常に時間やペース配分を気にしながらの行動で主催者としてはものすごく大変です。日中のツアーより気遣うことが多いです。来年もナイトランニングのイベントは開催するかどうかわかりません。
ご参加ありがとうございました！
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