こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

2012年3月からスタートしたこのブログ、アメブロの人気記事ランキングにランクインしているようで、最近の僕へのコーチ指導依頼は「人気記事ランキングで偶然見つけました」という方が多いです。

 

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もともとランニング個別指導をはじめたのは毎週末、みんな当たり前のように「練習でケガをしました」というがっかりな知らせを聞いて、「ランナーのケガを少なくするお役に立ちたい(特にひざや股関節などの関節痛)」そう思ったのがきっかけです。

 

僕は過去に26のさまざまなスポーツを経験し、ケガの発生率が断トツで一番だと感じるのはランニングです。ほとんどの人が健康のために走りはじめたはずだと思いますが、ランニングをはじめていなければ負うことのなかったケガでしょう(もちろんランニングをはじめたことですでに得ているものも多くあると思います)。このことは非常に残念です。

 

そうした理由から最近は急増するコーチ指導依頼に専念すべく、トレイルラン二ングの普及活動であるツアー開催は控え気味です。

 

 

ここで受講してくださった方からいただいたメッセージを匿名で一部ご紹介させていただきます。^^

 

5月27日に岡山県から大阪の服部緑地までランニング個別指導を受けに来て下さった、女性ランナーのMさん。Mさんとはトレイルランのツアーに一度お友だちと来て下さり面識がありました。お友だちが先に僕のコーチカイゼンを受け、めきめきとトレイルが速くなったのを目にして「私もいつかは個別指導を受けたい」と友だちには話していたようです。

 

そこに水曜日に配信されたメルマガを読んで、週末の土曜日にコーチ指導空きがあることを知って飛びこみの依頼でした(笑)思い立ったらすぐ行動、とはまさにMさんにある言葉ですね。^^

 

先日はありがとうごさいました。

 

一言で言うなら、「衝撃」と「感動」でした。

 

自分の不調の原因が一目瞭然に分かりました。対処方法も具体的に教えていただき、その場で改善することができました。

 

 

今までけがに苦しみ、速くも走れないし、何度も「走ることをやめよう」と思いました。

 

 

でも、やめなくてよかった。

 

 

「(今までの苦しみは何だったんだろう…)」

 

 

一筋の光明が見えた思いです。

 

 

レッスン終了後思わず涙ぐんでしまったのは、

 

 

「故障の悩みや精神的苦痛、今までの苦しみから解放される。」

 

 

そう思ったからです。自分の欠点については知っていて、自分でも何とかしたいと取り組んではいましたがまったくできていませんでした。

 

 

むしろ自分が取り組んでいたことは逆効果で、フォームの不良を招いていたことに気づきショックでした。他人から指摘されて悪いところはわかっても具体的な改善の仕方はまったくわかりませんでした。

 

 

別のランニングセミナーを受けたことがありましたが、もともと素質があり自然にできている人にはわ他人に言語化して教えることはできないのではと思いました。

 

 

昨日は普段のトレイルコースを10km走りましたが、いつもより軽く楽に走れました。一緒に走った友だちが「すごく速くなったね」って驚いていました。

 

 

その一週間後。Mさんから再びメッセージが届きました。

 

 

6月2日に行われた「那岐ピークス タフトレイルチャレンジミドルコース」に参加をしてきました。32kmで累積標高差が2,200mあるタフなコースです。無事に完走できました。

 

カイゼンレッスンを受けてから、明らかに今までより下りが速くなりました。今までは下りで足の回転が追いつかなかったのが、動くようになりました。上り坂でもひざの入れ換えを意識すると自然と今までより楽に、速く、登ることができました。

 

あれだけ苦手だった下りが、

 

「楽しい!」

 

って思えました。

 

レース中の心拍数もチェックしながら走ってみると、レース後半まで走ることができるぐらい足が持ちました。

 

 

一昨年、奈良県の十津川トレイルラン(35km、累積標高2,960m)にチャレンジをしたんです。ゴールまであと4kmというところでストップの判断をされて悔しい思いをし(まだ制限時間内で進むことができるはずだったのに、日が暮れるから危険と判断されたか、私の足どりが危なく見えたか)、「(こんなに足が遅くて私はトレイルに向いていないんじゃないか。やめよう)」って思いました。

 

「やめよう」

 

そう思ってシューズを脱いだインソールに書かれた文字を見ると、

 

「Nevre Stop Running」

 

と書いてあって、思いとどまりました。

 

やめなくてよかったです。

 

「那岐ピークス タフトレイルチャレンジミドル」は今年はコースが変更になってさらにハードになり、当日の気温も暑かったと聞きました。一度は「やめよう」とまで考えたトレイルラン、それを乗り越えてのレース完走おめでとうございます。個別指導で2時間じっくり面と向かってお話しでき、こうした胸中を聞くことができる機会があるのはマンツーマンのいいところです。

 

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こんなに早く望む結果を出され(一週間で!)、フォームカイゼンの効果を実感されて報告を受けるとは僕も思いもしませんでした。通常は「ちゃんとトレーニングを継続されて、いいフォームが身に着くまでには2、3か月かかります」と話しています。

 

メッセージ内でMさんは「下りが速くなった」と話していますが、僕のコーチ指導ではロード、はじめは平地の走り方のレッスンがメインです。トレイルはレッスンしていません。

 

平地も上りも下りも、基本的な走りに対する僕の考え方は同じです。

 

平地のフォームがよくなったのであれば上り坂、下り坂にもプラスになります。

 

平地で身体が重いように感じているのであれば、上りも下りもきっとそう感じることでしょう。

 

これが僕が「平地の走りが大事です」と話している理由です。

 

「トレイルラン二ングをやめよう」と思っていたMさんを踏みとどまらせたきっかけが、トレイルランナーズ大阪の商標登録スローガンで、僕の人生スローガンでもある「Nevre Stop Running」だったとは…

 

思わず背筋がぞくっとしました。

 

ネバー・ストップ・ランニング!

Never Stop Running.

 

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