こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

これから夏場の季節におすすめのハイドレーション。


ハイドレーションとは、ソフト素材のパックに吸引チューブが取り付けられた給水システムのこと。歩いたり走ったりしながらこまめに水分補給をすることができる便利なアイテムです。自前の給水エイドタンクと考えればわかりやすいでしょう。

 

最近はザックの前ポケットにペットボトルを携帯するランナーが一般的になりハイドレーションを利用するランナーが減りましたが、僕は必要アイテムの一つだと思っているんですけれどね。

 

主にハイドレーションはザックの背中のスペースに入れておき、チューブを外へ出して使います。

 

ハイドレーションの容量は1L~3Lほどまでさまざまありますが、1.5Lが幅広く使用されており凡庸性が高くおすすめです。夏場など1.5Lの量で不十分な場合は別にウォーターボトルを携帯します。同じ容量でも製品によって、100g~200gまで重さに違いがありますのでなるべく軽量のものを選びたいです。


使用時には水を入れたら必ず、上下逆さまにして、チューブを吸い空気抜きをしておにます。空気抜きしておくと水の残量が減ってきたときにちゃぷちゃぷせずに済みますし、荷物の膨らみ、圧迫感を抑えることができます。


これを知らずに写真のように空気抜きをせずに走っているランナーの方は想像以上に多いです。



「物事には何ごとにもメリットとデメリットがあります。両側面を見なければなりません。」

 

これは僕の考えです。

 

ハイドレーションのメリット、デメリットも確認しておきましょう。

 

ハイドレーションのメリット

・こまめに水分補給ができる。歩いたり走ったりしながらでも水を飲みやすい。ここが一番大きな利点。

・ザックのフロントポケットにボトルを携帯するときのように、走るときに揺れて不快感につながることが少ない。

 

ハイドレーションのデメリット

・水の残量がわかりにくい。気温の高い日には気づけば水がなくなっていることもあり注意が必要。

・給水所でのロスタイムが大きい。ボトルを取り出すのに比べ、ザックから出し入れするのに時間がかかる。

・ケガをしたときに、傷口を洗浄するための水としては使いにくい。

・洗う、乾かすのが面倒。

 

ハイドレーションの一般的な洗い方をご紹介します。




洗浄の話をしておきながら申し訳ありませんが、久しぶりに出してきた僕のハイドレーションは写真のように水あかがついて染まってしまっています。


1ホースを本体から取り外し、チューブの中にぬるま湯を流し入れて洗浄・乾燥させます。(製品によってはホースが取り外せるものと外せないものがありますが、最近ではほとんどの場合取り外せます。)

2.中身の残っている水をすべて捨てます。

3.容器の中に手を入れ、底をつかむようにして裏返します。

4.洗剤を使って丁寧に洗います。洗剤の流し忘れがないよう気をつけましょう。

5.完全に乾くまで日干しし乾燥させます。しっかり乾かさないとカビの原因になるのでしっかり乾燥させましょう。

※ハイドレーションの臭いが気になる人は、アウトドア用品店などでハイドレーション洗浄用のグッズや洗剤も市販されています。

※製品によっては上記の方法が使用できない場合もあります。説明書をよく読み、適切な洗浄方法を確認しておきましょう

 

僕の場合は、だいたいハイドレーションと給水ボトルを携帯しダブル使いです。給水ボトルは予備の水分として、また傷口を洗浄したり頭や首に水をかけて冷却したりするためのものです。水だけは常に余裕をもって携帯しています。

 

本来の使用用途ではありませんが、気温が高い夏の日にはハイドレーションに水を入れて冷凍庫で凍らせ、背中に背負って冷却しながらトレーニングすることもあります。


自分の身体の熱で氷は自然と溶けていき、ランニング中は常に冷たい水を飲むことができます。気分がずいぶんと違いますよ。(凍らせることによるハイドレーション破損ほか、自己の責任元でテストください)

 

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