こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
先週末は京都マラソンに高知龍馬マラソン、泉州国際マラソンと関西ではビッグマラソンレースが目白押しでした。
大阪の長居の練習生がマラソンで目覚ましい成果を出し続けています。練習生の人数でも大阪城練習会の人数を上回りはじめ、20人を超えそうな勢いです。長居はマラソンメインの人がほとんどで、トレイルのレースに参加しようという人は2人しかいないのは個人的に残念です。
必ず目標達成する人はコーチの僕が見ていて、一人ひとりどこを目指しているのかがすぐわかり、発表の場でも「~します」さらりと宣言できる人が多い。練習会みんなの前で目標宣言した人のほとんどが達成し、直前に会えず宣言をしていなかったり「「~できたら」「~したい」と思います」と言葉の節々から曖昧さが伝わってきた人は、やっぱり自分の中で残念な結果に終わった人が多かったようですね。別にみんなの前で宣言をしなくても自分の中で確固たる決意表明ができていればいいのですが、そうではないケースが多いようです。
気持ちはレースに確実に表れます。
ほどほどの記録を目指すという人は、本人の言葉どおり成長もほどほどですが、それが良い悪いということはなく、みんな仕事に家庭を抱え、目標は人それぞれ違うので気にすることはないでしょう。本人が自分の結果に満足しているかどうかが重要だと思います。
個別レッスンカイゼン受講者のマラソンの伸び幅が毎回目覚ましいです。フォームの見直しはもちろん、日ごろのランニング練習内容の見直しからペース配分、栄養補給アドバイスなど多岐にわたって総合アドバイスしているので伸びが大きい。逆に言えば、フォームの見直しから日ごろの練習ペースの見直し、レース当日の朝食から栄養補給まで直して伸びなかったらおかしい。グループ練習会ではそこまでアドバイスはしないので。マラソン記録に繋がる一番の肝は、日ごろの練習量や練習の中身ですが、練習会ではそこまで詰めることができないので。
応援ナビで30人近くチェックしていました。以下、全員は紹介できませんが大阪の長居練習生のリザルトを中心にご紹介します。
・30代女性 Oさん
(経験)学生時代はバスケ部、走り始めたのは30代になってから
2018年5月 長居の練習会に参加
2018年10月 6ヶ月後の初神戸マラソンで4時間切り達成
(目標)「2回目となる高知龍馬マラソンを3時間45分でゴールします」
(結果)高知龍馬マラソン 3時間40分9秒 → 達成
・40代男性 Tさん
(経験)運動経験ゼロ、走り始めたのは40代になってから。もともとは友だちの付き添いで気軽な気分に練習会に参加。友だちはひざを壊して現在はもう走っておらず、Tさんだけがランニングを継続
→2回目のマラソンとなる神戸で 4時間切り達成
(目標)「3回目マラソンの高知龍馬マラソンを3時間40分でゴールします」
(結果)高知龍馬マラソン 3時間39分17秒 → 達成
上記で紹介した男女、OさんとTさんはマラソンレベルが似ていて、練習会でお互いに刺激を交換しながら記録を引き延ばしている2人です。
30代女性 Kさん 元吹奏楽部で運動経験ゼロ
2018年5月 長居の練習会に参加
2018年12月 6ヶ月の練習期間で、奈良マラソンを歩かずに5時間以内で完走
2019年2月 高知龍馬マラソン
(目標)「奈良マラソンは辛すぎたので、楽しく完走」
→(結果)4時間32分27秒、自己記録を25分近く更新
何の運動もしていなかったKさん。はじめて練習会に参加したとき、ラダートレーニングの動きが素晴らしかったので「運動センスはある。伸びる!」その予想は正しかった。たった6ヶ月のランニング練習で、起伏の多い奈良マラソンのコースを歩かずに5時間以内で完走してしまいました。奈良マラソンを完走して放った一言が「私はこれぐらいでは終わりません!」コツコツと積み重ねのスポーツであるマラソンで、短期間でここまで体力がつくとは思いませんでした。
50代女性 Kさん
練習会参加期間 4年以上
(目標)「三回目の参加となる京都マラソンで2度目のサブ4達成」
→(結果)京都マラソン 3時間55分29秒
40代女性 Mさん 運動経験ゼロ、ランニング歴1年
2018年1月 長居の練習会に参加
(当時)長居外周(3km)を1kmも走ることができず
2019年2月 激坂コースで知られる柏原シティキャンパスマラソンを歩かずに完走
→(結果)上り坂を一切歩かずに初10kmを完走
高校生の息子さんの練習の付き添いで、自分も健康のために運動をはじめたお母さん。それまで1kmも走れなかったのに、1年間で現在はなわとびで10秒間以上二重跳びができるようになり、10kmを完走できるまで体力がつきました。継続は力なりですね。
50代女性 Mさん
2018年12月長居の練習会に参加
(目標)ベスト記録(5時間)とワースト記録(5時間20分)の間ぐらいでゴール
(結果)京都マラソン 5時間9分59秒 →達成
「マラソンのベスト記録とワースト記録の中間でゴールする」という面白い目標を立てたMさんも目標を達成。京都マラソンの坂道を歩かずに走り切れ、ランニング後の疲労もほとんどなかったので「結果的に満足している」とのこと。
50代男性 Mさん
2018年11月 大阪城練習会に参加
(自己記録)マラソン自己記録は4時間20分だが、最近は5時間以内で完走するのがやっと
2019年2月 泉州国際マラソン、フルマラソン参加は3年ぶり
(目標)制限時間内(5時間以内)に完走
(結果) 4時間13分21分
個別レッスンカイゼン受講者では…
50代男性 Tさん
2019年2月6日 京都マラソン直前に個別レッスンの依頼
(自己記録)3時間53分、目標は自己記録更新
(予想タイム)3時間49分42秒
(結果)京都マラソン 3時間48分36秒、目標は同じ50代のIPS細胞の山中教授の記録を超えること
40代男性 Mさん
2018年10月 カイゼン受講、自己記録は3時間20分44秒
2018年12月 奈良マラソンで自己記録更新
2019年2月 泉州国際マラソン 3時間9分5秒、目標はサブスリー
皆様、努力の成果おめでとうございます。
マラソンレースは、日ごろの練習の成果を披露する晴れ舞台でもあります。
「人は目指した頂きに到達する」これは僕の座右の銘ですが、みんな目指した頂きに到達しています。遅かれ早かれ。目指すべき頂きがない人はどこにも到達することはない。
練習は裏切らない。
もし今回思うようなレースの結果が出なかったのであれば、
練習のときから自分が練習を裏切っていたということである。
Never Stop Running.
【STEP1】無料メール講座で学ぶ
【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する
一度、ランニングフォームを見てほしい