こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
地方と都心でトレイルランニングの関心格差の広がりを感じています(これは6年間にわたって全国でイベントを開催し続ける中で感じた僕の個人的な主観になります)。
ブームをつくる、ブームに乗る。
次にやってくるのは、廃れる。
これが潮流です。
長く親しまれていくのであれば、あまりブームにならない方がよいのかもしれない。しかし、ブームになっても本当によいものであれば廃れません。
さて、トレイルランニングはどうでしょうか。
皆様のまわりで「以前はあれだけ山の投稿をしていた人が最近はマラソンの投稿ばかり」という人が増えたのではないでしょうか(ラン仲間がいるから続いている人は山の投稿も多く見え、当てはまらないと思います)。
アメリカやヨーロッパではトレイルランニングはすっかり定着していますが、アメリカでは100kmウルトラマラソンや100マイルレースの人気に関しては、「この人気は長くは続かない」と懐疑的に見ているコーチやメディアが多いです。
日本を含むアジア国は「より長い距離、ウルトラチャレンジしたい」という人は多く、アメリカとは逆に、トレイルランニング人気は衰えてもロードのウルトラマラソン人気は長く続くかもしれません。
今後は「トレイルのレースが新しくあります」だけでなく、エンターテインメント性や話題性のあるレースが残る、そう僕は見ています。
以前はエントリー開始から30分で定員に達した人気大会も空きが目立ち始めています。定員に達せず採算トントンで、負担が大きく終了していくレースも増えていき、本当にやりたい思いのある主催者だけが続いていく、そう予想しています。
さて、週末2日間は愛知県豊橋市でトレイルランニングの講習会でした!名古屋は仕事で過去に何度も訪れている大好きな場所です。矢場とんに山本屋の味噌煮込みうどん...名古屋飯も美味い。マウンテンの「甘口抹茶小倉スパゲティ」だけはいまだに食べる勇気が湧きませんが…
今までは都心でも「トレイルランニングに関心があって来ました」という人が多かったのですが、最近では「予定が空いていたから」「気分転換したかったから」と以前に比べてトレイルランニングに対する熱が目に見える形で減り始めているように見えます。
地方では「トレイルランニングがやりたくて来ました」「もっと上りや下りが上達したくて来ました」目的意識のある方が多く、まだまだトレイルランニングに対する関心の高さを感じます。この日も「トレイルランニングをやりたくて来ました」という人がほぼ100%でした。皆様やりたくて来ているので皆様、受講姿勢も真剣そのものでした。「来年は新城のレースに参加する?」イベント中にそんな具体的な話が出るのも地方ですね。
しかし、トレイルランニングというよりも「安藤さんのツアーが楽しい」と来て下さる人が毎回いるのは嬉しいし歓迎です。
ここからはツアーレポートです。
駅のホームで30分前には待っていたのですが、誰一人来ません…「安藤さん、名古屋には「名古屋タイム」があって到着がぎりぎりになる人も多いんですよ」と聞いていましたが、「この電車に乗らなければ間に合わない」という電車にも乗っておらず、3人しか集まっていません。心配になりました。
集合場所の駅に到着すると!!みんな30分前に(早い人は1時間前に)集合されていました。早すぎます(笑)ほかのどの土地でもこれだけ早く人が集まったことはありません。それもエキナカではなく、トイレや屋根もない寒空な場所です。
皆様のトレイルラン体験への期待の高さがうかがえました。
屋久島のようなツタのジャングルトンネルがフォトジェニック!
岩登りは大人になっても興奮しますね!
大阪や京都、関西の山々に比べ名古屋は台風の被害は少ないとはいえ、豊橋市方面の山々は方角によっては被害が見受けられました。
いったいどこで?くっつきむし(正式名称をご存知の方がいらっしゃいましたらお知らせください)まるでタイツの模様。ある女性の方が「男性のすね毛が生えたみたい…」。
豊橋市のシンボル的な山、石巻山(いしまきやま、いしまきさん)。標高358m、小学生の遠足でも登られている低山ですが、山頂は石灰岩と360℃のパノラマ絶景が楽しめるいい山です。
ヨガ瞑想中。
Never Stop Running.
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【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する
一度、ランニングフォームを見てほしい