こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

足が速い、ということは今後子どもがどんなスポーツをするにあたっても重要である。

 

学校との2部練習として、長居の練習会に来て1年半になる、中学3年生陸上部のY君。

「Facebookで頑張っていることを紹介するよ」と話して、写真を一枚撮った。学校では認めてもらう機会が少ないらしく、練習会で「すごい!」と褒めてもらえるのがうれしいようで、練習会で良い報告をするためにがんばっているようなところもある。

 

「家計の節約に」と八尾から長居まで片道約40分、自転車で来てくれている。すごいやる気だ。

 

寝ても覚めても陸上のことしか考えていないような少年で、今や大阪の東大阪市、柏原市、八尾市で最も速い中学生ランナーだ。1,500mを4分25秒ぐらいで走ります。Y君にとってキロ4分20秒で走ることはのんびりジョギングのようなもの。僕もいい刺激をもらっている。

 

「レース結果報告のある人は?」と聞くと、必ず真っ先に「はい!」と手を挙げる。大人たち練習生全員にこうした積極性が欲しい。

 

「みんなの前でいい報告ができるように」

 

この気持ちだけで、フォームなんて関係なくマラソン記録なんて更新できそうなものだが、練習会は雰囲気がゆるくなりすぎているのか、この素晴らしい練習環境をプラスにできていない人が多いように見える。健康・体力維持目的で楽しいから参加してくれているのは嬉しいのだが、これはちょっと問題に感じ、気合いを入れ直さなければならないなと考えている点だ。

 

Y君のお母さんから感謝のメッセージをいただいた。

 

「安藤コーチと一緒に写真を撮ってもらった」と聞いてFacebookを拝見しました。大阪総体は、全中で800mで2位(1分54秒)の選手なども3,000mに出場します。予選を突破することも難しいレベルなのですが、コーチがアップされた写真を息子が見て、「頑張って決勝に進まないと!」と気合いを入れていました。息子の人間性を理解し、アドバイスしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。夏休み明けは実力テストや塾など陸上以外でも大変な時期に入りますが、本人はできる限り練習会に参加したいと望んでいます。これからもご指導よろしくお願いいたします。

 

練習会に参加した当初は、「土日の連戦になるとひざや足が痛い」と土曜日の翌日、日曜日の大会の結果はぼろぼろになっていたが、今は連戦しても足の痛みはなくなり、連戦でも好結果を出すようになった。8月に地区予選で優勝、次は大阪総体だ。

 

大阪府代表、ナンバー1を決める大会となれば当然予選からハイレベルになる。

実力を出し切って、中学校最終学年、有終の美を飾ることができるか?楽しみである。

 

本当に子どもはちょっと教えたらぐんぐん伸びるので、教えていて楽しい。

 

どうして今日わざわざブログでも書いたのかというと、さらにやる気を出してもらうためだ。(笑)ランナーには負けずぎらいが多いが、Y君は特にプライドが高く負けずぎらいだ。

 

高校でも「陸上の道に進みます」と聞いてうれしかった。(そのあと社会人でブランクを作って20年、30年後に「マラソンを始めました。昔は熱心に走っていたんですけれど」と僕の元を訪れないように!)

Never Stop Running.

 

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