こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

今日のブログは一部グロテスクな写真も含まれます。お食事中の閲覧はご注意ください。

 

なぜぼくが数ある国の中で、アイスランドを選んだのか。もちろんトレイルのレースに出場が一番の目的だったが、それ以外にもあった。

 

一度行ってみたかった、世界初の『ペニス博物館THE ICELANDIC PHALLOLOGICAL MUSEUM』!アイスランドにしかない、世界で唯一無二の博物館だ。比較するのはどうかと思ったが、『ルーブル美術館』や『メトロポリタン美術館』に行ったことのある人は多くいても(もちろんそれらも素晴らしいが)、「『ペニス博物館』に行ったことがある」と答える日本人はどのぐらいいるだろう?
 
 
はじめ表記を”ペ〇ス”としようか迷ったが、これは解剖学、アートの領域の話題だと思ったので、ブログは”ペニス”のままでいく。

それでこの「はじめてのトレイルラン講座」ブログが削除終了されてしまっても構わない覚悟で書いている。
 
世界ナンバー1。同館にはクジラにクマ、牛、アザラシなどの93種の動物から取得した284点の陰茎(ペニス) の標本が収蔵・展示されている。1997年に元中学校教師、ラテンアメリカの歴史とスペイン語の先生を37年間務めたシグルズール・ハーターソンにより設立され、現在はその息子さんによって運営継続されている。

息子がお父さんの意志、家業?を引き継いでいるのだからすごい。

 

ドキュメンタリー映画 『最後の1本(英題:The Final Member)』を観て、ぜひ一度訪れたいと思っていたの。


「最後の1本」とはもちろん人間の陰茎標本のこと。同館は世界初、人間の陰茎(ペニス、おチンチン)標本を取得・展示したことで有名になった。呼びかけにアイスランド人、ドイツ人、アメリカ人およびイギリス人の4名から死後寄贈の申し出があったという。寄贈の理由が、「世界一有名なおチンチン(陰茎)なってほしい」というのだから人の考え方は面白い。自分の陰茎がより多くの人の目にとまることで快感を覚える?(切断されているけれども)



ぼくには何言ってるかちょっと理解できない。



最後の一本に選ばれたのは、若いころ300人以上の女性と浮名を流した90歳を超えたおじいちゃんの陰茎だった(入手に至るまでの過程がドキュメンタリー映画のメインですから、ネタバレにはならないと思って書いた)。


できれば90歳のおじいちゃんのそれではなく、若いときのそれを参考までに見てみたかった。

 

2011年のデータでは、年間訪問者1万2千人。男女比は3:7で、圧倒的に女性に人気だ。しかもみんな20代前後と若い。僕はそれを聞いて別にびっくりしなかったが、女性の方が研究熱心?


かわいい顔をした女の子がペニスの標本をじっくりと凝視している姿はなかなか、いや、日本では絶対にお目にかかれない光景だ。

 

盛況だとは聞いていたが予想以上。この日も平日の日中だというのに老若男女ざっと数えただけで30人近い客が狭い館内にいた。すごいのは、夫婦やカップルで展示を見にきていた人も多くいたことだ。狭いので展示を見るのに夢中になっていると、お互いの背と背がぶつかりちょっと恥ずかしい。

 

館内はやらしい感じはまったくしない。こうした博物館が日本にできたら小学生などの子どもたちにばかウケしそうだが、大人げなくはしゃいだり笑ったりしている人はおらず、有料オーディオまで借りてみんな真剣に勉強している。みんなどれだけペニスに勉強熱心なんだ。ぼくは人生で友だちと下ネタ話をしたことはなく、下ネタではまったく笑わないタイプの人間なので、くすりと笑うことは一切なかった。

 

ぼくは思い切ってそばにいた女性に、「どのペニスが一番興味深かったですか?」と聞いてみた。聞かぬは一生の恥。すると「シロナガスクジラ!」という答えが返ってきた。やっぱり。長さ170cm、重さ70kgの世界一大きな陰茎だ。上の比較図の一番左がクジラだ。わかりにくい?

 

これがクジラの陰茎だ。長くて、太くて、そして硬そうだ(見た目)。

 

「おれのアソコは馬並みだ。」という男性がいるかどうか知らないが、これが馬の陰茎サイズだ。公言してはばからない男性は、本当かどうか、今一度よくパンツの中を確認してほしい。

 

ドアノブがペニス。これはちょっと卑猥すぎる。女性はがっつり握るのは抵抗がありそう。ちなみに公衆電話機の受話器もペニスだ。

 

いやだ…握りたくない。でも握らないとトイレに入れない。

 

ペニスグッズコレクションの展示。ペニスの栓抜きにペニスのマグカップ...もうこのあたりでいいでしょう。

 

みやげ物コーナー。ご家庭の食卓にペニスのろうそく、いかがですか?ネタになにか購入して帰国しようと考えたが、ぼくの周りは友人、練習生含めいい意味で真面目な人ばかりなので、こうしたジョークをわかってもらえそうな人が一人も思い浮かばなかった。もらっても誰も喜ばないだろう。チュッパチャプスぐらいの大きさのキャンディで1,000円もする。ちょっとネタで買うには高すぎる金額だった。

 

寒い冬にいかが?(日本は猛暑ですが)。旦那へのプレゼントに購入される女性がいるそうだ。付き合いの長い名古屋のKさんに、ネタで購入しようと思ったが…やめた。
 
あるインタビュアーが館長に、「女性器の博物館はお考えにならないのですか?」と聞いたら、館長は「それは私の仕事じゃない、ほかの人がやるべき仕事だ。」と答えたそうだ。あくまで収集意欲として関心の対象は、オスのペニスであってメスではない、と。
 
世界初、唯一のペニス博物館。これだけ学術的に興味深い展示がされている博物館が、日本のガイドブックの多くでは紹介されていない点が、日本の器量の狭さを感じてしまう。

興味をもった収拾対象がたまたまペニスだっただけでカードや切手を集めるのと何ら変わらないとぼくは思いました。それらはお金で買えるのに対して、お金があっても買えないわけですから、収拾の難易度は高い。

 

そして、これが館長が追い求めた最後の一本!

それは、ここでは公開しかねます。あまりにリアルだったので。。


皆さまアイスランドへご旅行される際には、ぜひご自身の目でお確かめください。

 

人生のすべてを賭けて何か一つのことを追究する姿勢は素晴らしい。


それがこうして究極の差別化博物館になった。

 

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