こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


最近で最もブログアクセス数が高かったのは、ランニングの話ではなく「世界初のペニス博物館に行ってきました!」だった。みんないったいどれだけペニスに関心があるのだろうか。中には「ヴェニス博物館」とお洒落に見間違えて、インターネット検索された女性の方もいたようだ。
 
さて、この日はアイスランド南部海岸のサウスショアアドベンチャーツアーに参加をした。ぼくは日本ではトレイルランニングのツアーを運営しているが、自分でも国内外を旅行するときには積極的にツアーを利用する。その方がベストな場所を案内してもらえるし安心だとわかっているからだ。自分で探すとなれば楽しいが時間の手間がかかる。
 
アイスランドには大小さまざまな名瀑がある。その中でもアイスランド最大級の滝、スコゥガフォスSkogafoss滝へ。レイキャヴィークから車でおよそ2時間の場所だ。

伝説によれば、最初に島に上陸したヴァイキングがこの滝の裏側に財宝を隠したという。冒険心がくすぐられた。さっそく財宝を探しにいこう!

アイスランドには滝の裏側を歩くことのできる場所もあると聞いていたので、ぼくはてっきりこの滝だと思って裏側へと向かおうとしたらガイドから、「この滝じゃない。無茶はやめなさい。」と失笑され、その前に爆発的な水しぶきの前に近づくことができなかった。屋外は日本の冬並みの気温、上下ゴアテックスのレインも着ていなかったので濡れるのが嫌で結局やめた(雨具を持参していたら?できるかぎり滝に近づいただろう)
 
滝の横には階段があり、滝の上まで登ることができる。この滝は映画『マイティー・ソー/ダークワールド』のロケ地で、アヴェンジャー好きならたまらない。しかし、ツアーだと時間が短く、登りを早く歩くことのできる人でないと行って返ってくる余裕はない。ぼくはレース後の重い足で、走って駆け上がった。
 
昼食。フィッシュ&チップス。日本や本場英国イのそれとも味やかたちは違い、外はトーストの耳のようにかりっと、味はあっさりめ。
 
アイスランドで最も危険で美しいビーチ、レイニスファラreynisfjara。通称「ブラックビーチ(黒い砂浜)」。波は常に高く、過去に何人もの観光客死者が出ている。写真のように砂が黒い。
 
溶岩流でできた奇岩と黒砂の風景が美しい。海からの波しぶきがあがる、切り立った海岸際を走るのも目的の一つにあった。しかし、実際に行ってみると観光客が多すぎて、颯爽と走る姿を一人撮影することは不可能だった。観光客の大勢いる中を走っている変な人、みたいな絵になった。
 
誰もいないかのように見えるが、後ろを振り返るとこの観光客の数。やっぱりトレイルランニングの大会はいい。人の少ないルートで行われることが多く、大自然がほぼ貸し切り状態だからだ。
 
自然のパイプオルガン。
地質学好きには、たまらない。
アート作品のよう。写真はたまたま人のいないタイミングで撮影することができたが、通常は大勢の人がこの柱によじ登って写真撮影をしている。
無数の六角形をした不思議な石柱。これは柱状節理という溶岩が急激に冷えてできたものです。
 
トリップアドバイザーでアイスランドの観光名所ベスト3位の、ソルヘイマジョクル氷河Solheimajokull Glacierへ。氷河の上をヘルメットにアイゼンをつけて歩くことのできる、氷河トレッキングツアーもある。ぼくはもうレースでその一般観光客が歩いては行けないその雪道を、それも走ったので、遠くからただ眺めてもなんの感動もなかった(笑)
 
seljalandsfossセリャラントスフォス滝へ。セーリャランスアゥ川から流れ落ちる、落差60mほどの滝。 
 
滝の裏側を歩くことができる。
すごい迫力!晴れていれば、かなりの高い確率で虹が出現する。
 
seljalandsfossセリャラントスフォス滝は、アイスランドへ行ったら絶対に観ておきたい滝ですね。
 
空の模様が、、フェニックスが顔を出した!!
 
白滝のカーテン越しに青空と太陽を眺めることができる。

今回も完全なひとり旅だったが、インスタグラム(@andohiroshi)で「アイスランドにいます!」とアップしたところ、「ヒロシ!今アイスランドにいるの?私たちもいるの。」2014年にペトラ砂漠マラソンのレースで知り合ったデンマーク人女性とアメリカ人男性から連絡があり、一緒にディナーを楽しむことになった。おすすめレストランの選定はもちろんぼくだ。

街の人気カジュアルレストランへ向かった。

アイスランドといえば、クジラのステーキ。ぼくが小学生のころはクジラの唐揚げは給食の人気メニューだったが(当時は鶏の唐揚げだと思って食べていた)、レアステーキでは食べたことがない。味は、「火を通した牛肉のたたき」。肉は臭いもなく、固くもない。別段美味しい!という感じもせず、体験として食べる分にはありだなという印象が残った。

アイスランドの料理メニューではこれか一番美味かった!アイスランド近海で獲れたアトランティックサーモン。ミルフィーユ状に重ねた皮がぱりぱりの鮭の上に甘い玉ねぎが添えられ、照り焼きマヨネーズソースがけ脂がのってめちゃめちゃ美味い。こんなサーモンは食べたことがない。

チーズケーキ。ソースはキャラメル、グラノーラがまぶされている。赤いものはグミ状のベリー果物(名前を聞いたが忘れた)。アイスランドでは料理にこの赤いフルーツがよく添えられてでてきた。

この店は大当たりだった。翌日のディナータイムに再訪問すると満席で入れず。飛びこみで入店できたのはラッキーのようだった。

どこを切り取っても美しい、アイスランド。
 
Never Stop Running.

 

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