こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
6月3日(日)に岡山県で「第一回那岐ピークス タフトレイルチャレンジ」が開催されました。チャレンジコース48km(累積標高差3,640m)、ミドルコース27km(累積標高差1,830m)の22種目。
僕は6月は大会を入れておらず、那岐山からの稜線の絶景を知っていましたので、この大会すごく興味がありました。しかし、会場までのシャトルバスがないことから参加を見送っていました。
教え子が何人か参加しており、その一人岡山県在住の女性ランナーFさんの喜びの声をご紹介。
Fさんはラン歴3年で、マラソン自己ベストは5時間を少し切るぐらい。カイゼン受講前までは、スピード練習嫌い、競技志向は強くないファンランナーでした。「月に150km~200km継続的に練習しているにも関わらず、どうして記録が伸びないのだろう」と悩んで、僕の元へ相談に来られました。
Fさんはその後岡山から、広島、兵庫や京都などトレイルランツアーに遠征し5回ほど参加され、初回カイゼン受講から3ヶ月後に「初のトレイルレースを控えているのでもう一度フォームチェックして欲しい」と再受講され、レースに臨まれました。
レースは第一回開催ということで心配がありましたが、皆さまの感想を聞く限り、渋滞も少なく、給水所や誘導など運営はばっちりだったようです。
那岐ピークスタフトレイルチャレンジの27キロのミドル、6時間20分で完走しました!女子91人中37位でした。
コースは、ほとんどふかふかの黒土で、ショートの部は階段や岩場もほとんどありませんでした。登りでは大股にならないよう太ももを押しながら「Never stop walking!」と心の中で唱えながら、何とか登り切りました。下りは、渋滞もあって前の人の後ろについて様子を見ていたのですが、下りをちゃんと走れている人はほとんどいませんでした。
ブレーキをかけながらだと足にきそうで、その後は走りました。私よりずっと若くて、体力のありそうな男性たちが次々と道を空けてくれました。 (私と同じく広島の講習会に参加されていた男性2人と会場でお会いしましたが、彼らも下りではごぼう抜きだったのでは)
大会名どおりのタフなコースだなと思いましたが、本当に大変だったのは最後のロードでした。遮るもののない灼熱地獄。時計の距離表示が狂い、とっくにゴールしているはずなのに行けども行けどもゴールの気配なし。気持ちが折れてしまいました。
ゴールの時は、「苦しかったあ、楽しかったあ」が素直な感想でした 。
最初にツアーに参加せていただいたときは、登りでついていけず「絶対に途中で帰る」と思ったのがウソのようです。自分でもトレイルのレースを完走できるようになるとは思っていませんでした 。「20km~30kmのトレイルのレースを完走するためにツアー参加5回が目安」と書かれているのは、その通りだと思いました 。ありがとうございました 。(岡山県岡山市在住50代女性)
上りでは焦らない。でも、あきらめない。
Fさん、完走おめでとうございます!大人しめでファンランナーだったFさん、いただいたコメントを読んだだけでも同じ本人とは信じられません。
Fさんは、コーチカイゼン受講をきっかけに、それまでファンランから、練習ペースやフォームにまで意識が向くようになったことは、それだけで大きな変化だったでしょう。
練習していない人、仕事や家庭の都合で練習時間のねん出がそもそも難しい人のマラソン記録を伸ばすことはできませんが、Fさんのように「練習を確保する時間はあります」「練習をしているのに結果が出ない」という方のお手伝いはできます。
「努力はしているのだけれども結果がでない」っていう人は、世の中にすごく多いです。それを正しい努力の方向へ導いてあげるのがコーチとしての役割だと思っています。
目標を決めた時には、必ず実現する力も与えられる。
あきらめなければ、
必ずゴールはできる。必ず。
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