こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
いきなりですが、皆さまは何を目標に走ってきましたか？
僕のランニング練習会では、一人一人目標を達成宣言してもらうことがあります。
目標は自由ですが、宣言には一つだけルールがあります。
「思います」の禁止、言い切ること。
「フルマラソンを歩かずに完走しよう、と思います」
「フルマラソンで4時間半を切りたい、と思います」
「トレイルのレースを完走したい、と思います」
宣言の「思います」。
「思います」と言ってしまうのは、達成できなかった時のために逃げ道を確保したいという気持ちの表れです。
もっと言えば「～したい」も願望であって、達成宣言ではありません。
「頑張ります」「完走します」と言い切る人には、本当に頑張るんだろうなと期待します。
「完走しようと思います」と言う人は、逃げ腰に感じ、おそらく頑張っても自己記録にあと一歩及ばないか、途中で歩いてしまうだろうなと判断してしまいます。
なぜなら練習不足や自信のなさが伝わってしまうからです。
現実に、逃げ腰を用意した人の多くが目標未達に終わることが多いです。苦しいときに、その心の弱さが顔を出すのでしょう。
「いずれはウルトラマラソンにチャレンジしたいと思います」
本当に思っていることであれば、もちろん使ってもよしです。
目標達成したい場合には、心の中で「思います」という言葉は使わないほうがいいと覚えておいてください。
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