こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

 

大阪マラソンは、南港大橋を除きフラットで記録更新しやすいコースですが、スタートラインに辿り着くまでが長すぎるので(それまでにも結構歩いているはず)、走り出すまでに疲れてしまいます。僕がチャレンジするのであれば日ごろの練習で1キロ、2キロウォーキングしたあとで目標マラソンペースでの20キロ走などを取り入れると思います。実践的だからです。

 

さらに大阪マラソンの前日EXPO会場は駅から遠く離れ、会場規模はほかのマラソン大会に比べて大きい。物珍しさに物色し長時間立ち続けたり歩き続けたりしたランナーの方は、レース当日に南港大橋手前あたりで足が重くなったことでしょう。

 

 

・大阪マラソンで自己ベスト更新続々、ランニングフォーム基本の見直しで

 

良い仕事や家庭環境があって、良い練習環境があって、良いコーチがいて、良い練習ができて、良い体重管理ができて、ケガなく良い調整ができたら、目標達成できます。」そんなことは、誰でもわかっている!(笑)大事なのは、その中で自分は何が最も重要で、どれを優先すべきなのかを考えることが重要です。

 

日ごろちゃんと練習ができている人を指導し自己ベスト更新するのは普通のことですが、練習ができていない人の自己ベスト更新は大変なことです。

 

しかし、僕の元を訪れる人の多くは仕事の多忙、体重増加、ぎっくり腰...前回自己ベストを更新した時よりも練習不足の人が多く、それににも関わらず、ほとんどが神戸と大阪マラソンで自己ベストを更新したり目標達成したりされました。

 

これが機械診断によるフォームチェックだったならそうはいかなかったと思います。僕自身で1万円近くお金を支払って機械によるフォーム診断を受けたことはありますが、たとえば機械で「腕振りができていませんね」「右足の着地が外側比重ですね。」ということがわかったところで根本的な問題の改善には至らない(口頭でアドバイスを受けただけではその人の動きは変わっていない)から。

 

話を聞くことを含めてみっちり2時間、コーチがつきっきりでピンポイントで指導をして、教わった人もピンポイントでトレーニングしたからこそ、良い結果を生み出すと思っています。だからランニングコーチ業というのは今後も機械化できない専門職なんですよね。

 

大阪マラソンでついにサブ4を達成いたしました!3時間58分33秒(7分更新)途中で靴ひもを2回結び直したので1分近くロスしての更新です。練習不足に体重増加、3週間前にギックリ腰を発症するなど、不安材料が盛り沢山だったので、今回はフォームカイゼン後のテストランのつもりで走りました。いつもは30kmを過ぎると疲労で足が動かなくなるのですが、32kmを過ぎても「まだまだイケる」と思い、サブ4達成のために気合いを入れました。 ラスト5kmでも足を攣ることもなく、ほぼイーブンペースで走り切れました。マラソンはつくづく少しのフォームの違いとメンタルに大きく左右されるスポーツだなと実感しました。(兵庫県伊丹市在住/40代男性/2017年10月カイゼン受講)

 

Aさんは、病院の整形の先生。最近はドクターランナーや鍼灸整体院の先生からも僕にランニングフォームのカイゼン依頼があります。僕よりも体について詳しいはず。そんな専門医の先生からご依頼いただけて喜んでいただけたことでコーチングの有効性を感じ嬉しく思っています。

 

≪結果≫

10月28日 カイゼン受講、自己ベスト 4時間5分33秒

練習不足に体重過多、ぎっくり腰を発生

11月26日 大阪マラソン、3時間58分33秒(7分更新)

今年の目標:サブ4→ 達成

悩み:レース終盤になるといつも失速する → 失速せず

 

無事に大阪マラソンを完走しました。「久しぶりのマラソンで4時間半を切る!」という小さな目標はクリアできました。 何より大きな収穫は、初めて自分の脚で走る感覚が得られたことです。疲れるとやはりフォームが崩れがちになりましたが、何度も正しい姿勢を意識して立て直しました。最後に待ち構える南港大橋ですが、大阪城での日ごろの坂練の効果が大きかったです。大勢のランナーがあきらめて歩く中、リズムを刻むことで難なくクリアできました。(大阪府豊中市 在住/女性Tさん/2017年2月カイゼン受講)

 

練習生のTさん。歩き方に問題があり、さらに筋力は平均値以下の悩みを抱えていました。初マラソンで良い結果が出たものだから少し無理をしてしまい、その後もだましだまし走って股関節痛に肉離れ、腸脛靱帯炎など、たびたび故障を繰り返していました。

 

日ごろの歩き方から見直し、自宅でコツコツと筋力トレーニングを重ね、医者からついに「すごいヒップですね!」と褒められるまでに。ようやく故障なくマラソンを無事に完走され、おめでとうございます。

 

その影でもう一人の女性ランナーの方が4時間30分以内ゴールを目指して走っていました。

 

大阪マラソン、走ってきました!ゆっくり走るつもりが身体が軽く、ペースもキープできて、最後の15キロはラップをあげてゴールでき、先週の神戸マラソンの記録をさらに9秒更新できました。2週連続の マラソン、楽しかったです。 レース中、赤のフェニックスのTシャツを着た女性の方がいらして心の中で「頑張りましょう!」と応援しながら走ってました 。カイゼンで、走り方を見直すきっかけをいただききました。(大阪府在住/50代女性Iさん/2017年10月受講)

 

上で紹介したTさんを応援しながら、同じ4時間30分目標でゴールを目指して走っていた女性の方がいた(笑)2人は3分差でフィニッシュ!

 

一般的にフルマラソン完走から100%の状態に回復するまでは2、3週間を要する。

 

アマチュアランナーにありがちですが、「当選したので」と2週連続でレースに出るのを僕はおすすめしていません。2週空いていてもダメ。レース連戦してもよい人は、川内優輝選手のように毎月400kmと定期的に練習している人だけです。

 

Iさんにも「無茶ですよ」と伝えました。神戸マラソンの一週間後の大阪で同じ記録で走れたのは、Iさんの潜在能力ベストが4時間18分で、やや負荷の低いペースで走った(本人はそう感じてはいなかったかもしれませんが)、Iさんは中強度の一定ペースで走り続けるマラソンに適性があったことが考えられます。自己ベストを出した時よりも練習ができていない状況で、2週続けてマラソン完走するだけでなく記録まで更新したのは驚異的です。

 

≪結果≫

神戸マラソン 4時間25分53秒(自己ベスト7分更新)

翌週の大阪マラソン 4時間25分44秒(自己ベスト9秒更新)

目標:4時間30分以内 → 達成

 

大阪マラソンは3時間45分11秒(ネットタイム)でした。5分20秒を切るペースで頑張っていましたが、40キロを越えてから、脚の疲れからペースが落ちました。 教えていただいた前重心やトレーニングドリルを継続した結果、自己ベストは更新できたので今後はサブ3.5を目指して頑張ります。 (大阪府東大阪市在住/50代男性Nさん)

 

「記録より美しいフォームで走れるようになりたい」そう依頼のあったラン歴3年のNさんは、コーチングカイゼンを4月に受け、大阪マラソン直前の10月に再受講。自己ベスト更新、おめでとうございます。

 

≪結果≫

2017年2月 泉州国際マラソン 3時間58分

2017年10月大阪マラソン 3時間45分11秒(約13分更新)

 

目標を決めないということは、いつまでも自分が登るべき山を決めないということであり、それは到達できる可能性がないということ。

 

明確な目標を持ち日々コツコツと取り組めば、人それぞれペースの違いはあれど、目指す頂きに到達します。

 

大阪マラソンに参加された皆さま、僕も皆さまの走りに元気をもらいました。ナイスラン!

 

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