こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
台湾の人気トレイルランニングレース、「コンプレスポーツ・ウルトラ・マオコン/Compressports Ultra Maokong(50k/21k/12k)」。50kmの部には110人が出走、完走率は56%。女子は20人が出走し10人が完走、完走率は50%。
全カテゴリー含むと500人近いランナーが出走しました。台湾は近いとあってか日本人ランナーも僕以外にも沢山参加していました。日本からは11人が参加し4人が完走、7人が途中棄権。完走率36%。完走された皆さま、おめでとうございます。完走者の多くは、地元台湾人ランナーやシンガポール在住のランナー。台湾人ランナーの底力を見ました。暑さに対するトレーニングと耐性が完走の明暗を分けましたね。
バスで隣の席が日本人の方で僕のTwitterフォロワーさんだった!その方は無事に完走された。マラソン自己ベストは3時間10分で比叡山50k、2014年のUTMFも完走し経験豊富な方だった(その方も過去最高にキツいと話していたが。笑)
僕は体感気温40℃の中「(完走率は40%を下回るだろう)」と予想していたが、思いのほか完走率が高くて驚いた。みんなタフだ。特に女性が2人に1人完走しているのに驚き、台湾人女性ランナーの強さを感じた。みんなほっそりしたランナー体型というよりは、ロードバイクで鍛えたようなたくましいハムストリングをしていた。四角いブロック状のお尻をした女性を初めて見た。
気温の高い台湾なのでスピード練習はしにくく、スピードランナーは生まれにくいかもしれないがメンタルの強そうなランナーが多く、今後日本のレースにやってくれば面白いことになるだろう。
マラソンやトレイルランニングレースの後はやっぱり温泉でリカバリー!台北市内から電車で35分程度の場所にある、新北投駅下車すぐ「新北投温泉」へ。台北の観光名所の一つで温泉旅館がずらりと立ち並ぶ。
あの日本の有名な加賀屋旅館も。一瞬目をうたがうような料金(10,780TWD/1泊約4万円)。加賀屋の流儀?ホテルロビーにはお出迎えスタッフが7人も立っており人件費を考えると、値段の高さに納得。気温35℃近い暑さの中、着物姿で立ち続けているのはすごい。
僕が利用したのは、2001年創業の北投公園露天温泉浴場「千禧湯」。泉質は地獄谷温泉の酸性泉。公園の中にあり、観光客向けではなく地元民に人気の温泉で安い。(40TWD/約150円)。観光客や若い人はほとんどおらず、子ども連れの家族、または50代、60代の男性客で溢れ返っていました。男女混浴の露天風呂で競泳用のような水着を着て、入浴するのが台湾スタイル(海水パンツやショートパンツ、下着での入浴は禁止) 。
みんなこの暑い中、熱いお風呂によく入るなあ。。僕はぬるいプール程度の温度の源泉へ。しかし、ぬるま湯程度の温度では足のリカバリー効果は不十分でした。やっぱりしっかりと身体や足を冷やすには12℃ぐらいの低温が必要だった。10分と入浴していられない水の温度がリカバリーにはちょうどいい。
川に流れている水も温泉で、そのため蒸し暑い台湾でもこの温泉市街地はさらに暑かった。体感気温は40℃超え。飲料水に日がさや帽子、日焼け止めは夏日の台湾では欠かせません。