こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
トレイルラン初心者がトレイルランロング初レースに臨む際に 心がけておきたい5つのアドバイスをまとめてみました!トレイルランにハマったら、いつかはマラソンの 距離や自己ベストタイムを超えるロングレースに挑みたくなるもの。
ほとんどの初心者は日ごろのマラソントレーニングの延長で気軽にロングレースに 挑戦してしまいがちだが、景色を楽しむ余裕をもってケガや故障なく完走したいのであれば、 ある程度の質と量のトレーニングは必須だ。
日ごろエスカレーターやエレベーターを使わずに階段を登る努力をしたり週末は山へ通ったりするなどして、標準コースタイムの60%程度で山登りできる体力を身につけよう。初心者はとにかく長時間一定のペースで山を歩いてみることが大事だ。 トレイルランレースで最初から最後まで走り続けることはトップ選手でもあまりない。 初心者ほど走ることよりも歩くことの方が多くなる。
フランスのセバスチャン・セニョー選手は「ロングレースを走り切る体になるまでにはトレーニングを継続して2、3年はかかる。」とアドバイスをしている。トレイルランを始めて1、2年足らずでロングレースに出場する選手もいるが、無理がたたってその後は長期間のケガに悩む選手も多い。最近の選手は生き急ぎすぎているように見える。焦らずに距離は少しづつ伸ばそう。
行動計画をしっかり立てておけば余裕をもってレースを楽しむことができる。いつ、 何時にゴールできるかわからないのでは不安にもなる。次の関門時刻までの時間やペースもわからない。できることならレース前日から当日までの行動計画表時(移動も含めたタイムスケジュール)、 各給水所で何をどのぐらい補給するのかまで決めておくことができれば準備は完璧だ。
レースに携行する食料やジェルは必ず事前に身体に合うかどうか、運動中にテストしておきたい。 レース中に「受けつけない」とハンガーノックになることを避けるためだ。ぶっつけ本番で新しいことをしない、これはとんなときも絶対守りたいゴールデンルールだ。
その人の体重やレーススピードにもよるが、目安として1時間あたりジェル1本を補給するよう心がければ、体内のエネルギーはキープできる。エネルギー摂取にはジェルが代表的だが、シリアルバーやようかんなどでも良い。 血糖値を上げてしまうチョコレートなど甘いものは極力避けたい。
山では朝晴れていても午後になれば天候が急変することも多い。ロングレースでは雨具の携帯が義務づけられているレースがほとんどなので、日ごろから雨具を携帯し習慣化しておくことでレース当日も忘れがない。逆に言えば、レース当日にうっかり義務装備を忘れてしまうような人は日ごろから携帯を習慣化していない人なのだ。
トレイルランレースにおいて自分のペースを保つことはマラソンレース以上に大切で難しい。地形が絶えず変化し上り坂ではついオーバーペースになりがちだからだ。
登山道が狭い日本のトレイルランレースでは登山口では渋滞し、スタート直後は速いペースになることも多い。渋滞を避けるために速く走ることも良いが、自分の限界ペースを超えて無理をしてしまうと必ずレース後半で失速につながる。最初から最後まで気持ちよく走る秘訣は「このペースであれば最後までゴールできる」という意識を持ってスタートすることだ。
レース後半で余裕が残っていたら、全力を出し切るぐらいのイメージで良い。
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