こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


日ごろ「旅の醍醐味を満喫するためには高級ホテルか安宿を選びましょう」とアドバイスしていますが今回のフィリピン旅では高級ホテルを選択でトラブルが発生することになりました…(文章内にて)


●トレイルランのレースの舞台となるダバオ市について


フィリピン南部、ミンダナオ島ダバオ地方にあるマニラ、セブに次ぐフィリピン第3位の都市です。約145万人が暮らしその面積は2,400km²で東京23区の4倍。マニラは熱気ムンムンの殺伐とした雰囲気ですがダバオは南国特有の穏やかな雰囲気を醸し出しています。フィリピンの最高峰「アポ山(標高3,144m)」があるのもダバオです。「フィリピンに行く」と聞けば最近は危険なイメージをお持ちの方もいるかもしれませんがここダバオはマニラよりも地元の人に安全な場所として認知されています。現在のフィリピンの大統領については様々な意見がありますが地元住民に聞けば「私は大好きだ。大統領のおかげで犯罪が激減した。」と概ね好印象を持っていました。



●フィリピンでもトレイルランは人気!

香港にベトナム、タイ、マレーシアときて、フィリピンでもブームとまではいきませんが年々トレイルランニングの人気が高まり開催レース数も増え、スカイランニングのシリーズ戦まで開催されています。


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ホテルの目の前は海。海が宝石のようにきらきらと輝き綺麗でダイビングやシュノーケリングが楽しめます。シュノーケリングのゴーグルは必携です。


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ホテルの海に入って1秒で小魚が泳いでいます。プリティーウーマン/Pretty Womanを聴きながら海水浴。素敵な女性も必携です。


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フェリー乗り場からホテルまで始めは運動がてら歩いていたのですが真っ暗で恐い!野犬もいます。5km以上あり思いのほか遠い。結局トライシクルというフィリピン名物のワゴンバイクに乗りました。値段は交渉で3kmで「100ペソ(229円)」だと言われ、「高すぎる!(日本の貨幣価値で考えれば別に高くはない)」「60ペソ?」と伝え「80ペソ(183円)」になりました。夜も遅くこちらにはホテルへ行く手段がないと知ってかあまり安くはなりませんでしたが交渉を楽しみました。この時に乗ったのは複数人乗りワゴンバイクだったので高くなりましたが、二人乗りモーターバイクだと「60ペソ(138円)」

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朝食。コンチネンタル、フィリピンブレックファーストなどが選べ、アメリカンを注文。どこの国へ行っても思うのですがなぜセットのコーヒーをホットからアイスに変えたら別料金になるのか、できないのかが理解できません。

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まるで海小屋のようなレストラン。足元は砂浜。レット・イット・ビー/Let It Beを聴きながら朝食を取りました。

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昼は南国ミュージックの演奏。


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夜はいきなりのファイヤーダンスショー。無料。アジアは「レストラン+無料のミュージック演奏」はセットのイメージですね。

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いきなりの花火。しかもデカい。事前に知りませんでしたがこうした催しは無料なのでそう考えると安宿に泊まるよりコスパ高いでしょう。ホテルは大人が優雅に楽しんでいるというよりは観光客やフィリピン富裕層の小さな子ども連れの家族でごった返していました。


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シーフードチャウダー/BREADED FISH。海辺に行けば必ずオーダーするのがクラムチャウダー。前菜で頼んだつもりがこんなボリュームでてきました。イカにエビ、貝、海の幸が盛り沢山でどろどろの濃厚、過去に食べたクラムチャウダーの中でもナンバー1の美味さでした。


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ハンバフライドライス/HUMBA FRIED RICE。チャーシュー丼みたいなものです。


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メロンサルサ/WATERMELON SALSA。魚のフライとスイカにメロン、ピーマン。料理にフルーツ、甘いソースの組み合わせはフィリピン料理の定番です。


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高級リゾートは観光にはいいですがレースには一部向かないかもしれないと感じました。敷地が広すぎて入り口から部屋へ戻ったり、レストランへ行ったり何をするにしても歩き疲れます。

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部屋の外観。

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室内。サマール島内に4つ星以上のホテルはなく、どこも似たり寄ったりのまあまあの評価だったで適当に選びましたが当たりでした。しかし、4つ星ホテルでもシャワーや水道水も海水混じりでお湯は出ませんでした。3つ星だとおそらくそれ以下を想像しておいた方が良いでしょう。フィリピンでエアコンは高価なので別料金が課せられたりよく効かなかったりすることは日常です。昨夜はよく眠れなかったでは体調に大きな影響を及ぼしますからレースのホテル選びは大事です。

大会推奨ホテルやスタート地点に近いリゾートにも行ってみましたが水の透明度は同じだが浅瀬に魚はいませんでした。「同じ場所なのにこうも違うのか(高級リゾートは掃除されている)」と驚きました。安いリゾートでは野良犬や野良猫もそこら中にいて、松田聖子さんの「あなたに逢いたくて」が大音量でかかっていた。曲は大好きだが海辺にこの曲はないだろう。


数千円を節約して魚が沢山いる海、魚のあまりいない海どちらを選びますか?


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ホテルのセキュリティが高すぎるためにいろいろと面倒がありました。

まず、

外出時には外出・入室のチケットが必ず必要。

ホテルへの飲食物の持ち込みは不可。

レースの距離が長くなればなるほどスタートの時間も早まるのは常識です。今回のホテルを出る時間は午前2時です。レストランは当然空いておらず「じゃあ、コンビニでおにぎりやパンを買っておこう」となりますが、何と飲食物の持ち込みがダメ。このホテルだけのルールだそうです。「マラソン大会に出るのに腹ペコのままでどうしたらいいんだ?」とフロントにごねてみましたが「午前2時に出ていくような人はこれまでいなかったので」


そりゃあ、そうだ。マラソンなどのロングレースの前には朝食をしっかり摂ることが大事だといつも話していますが、その朝食がないというピンチに陥りました。夕食を腹一杯食べるしかない。


続く


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