こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


激走失われたインカ帝国編。

第38回マチュピチュマラソン。

人は目指した頂きに必ず到達します。」

これは僕の座右の銘ですが、

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2位でフィニッシュしました!主催者によれば「過去20年でアジア人が2位表彰台は初めて」とのこと。
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完走証とメダル、オリジナルパタゴニアTシャツ。

レースはペース配分から携帯する水や食糧、装備、コース取りから足の置き場に至るまですべて行動を説明できます。ジャケットの選択も直前まで悩み、1グラムにまでこだわりました。


過去のリザルトを見ると毎年アメリカやヨーロッパ勢が入賞していたので(スペインが3年連続優勝)、どうしても勝ちたかった。残念ながら優勝には手が届かず、あらかじめ「日本人初優勝」で記事を書いていたので書き直すことになりました。。一時は雨で中止が危惧されたレースが開催され、ケガや故障なく今回も無事にゴールできたことに満足しています。


今年は6月の「人間 対 馬」で馬に勝つ気持ちでトレーニングしていれば、その勢いでマチュピチュもいい結果を出せるんじゃないかと信じていましたがその通りになりました。「人間 対 馬」のレースは今日のための飛び石でした。
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コースの最高点4200メートルからの景色。日本の北アルプスや南アルプスクラスの山々に囲まれ、圧倒されました。深い海の中を潜っていくような、フリーダイビングしながらマラソンを走っているような、これまで出場した中で最も過酷なレースでした。

42.195キロで獲得標高は3889メートル。説明では3169メートル(アメリカのエンパイアステートビルの階段10往復分)と聞いて戦々恐々としていましたが、トレイルランあるある話で実際はそれ以上ありましたね(苦笑)
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インカトレイルの下り。「1000メートルの下り」と聞いて楽しみにしていたら、延々とゴロゴロした石の階段ばかりでした。
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ラストの景色。眼前にマチュピチュが見えた時は感動しました。主催者も憎い演出をします(景色が素晴らしいということは最後に登り返すということ)ペルーに来て1週間、マチュピチュを目にしたのはこの時が初めてでした。


フェイスブックやブログでは「やりました!」みたいに書きましたが(本当はあまり声高に話したくない)僕の場合、レースを完走して喜ぶのはほんの一瞬、完走した直後だけ。この記事がアップされるころには、もう余韻は忘れて次のレースのことを考えていると思います。沢山ありがたいコメントをいただきましたが僕自信は慢心しておらず、むしろ海外のレースに出るたびに思い知らされ、現状を見つめ直すいい機会となっています。


最近周りの皆、練習生にコーチング受講生、フェニックスレーシングの頑張りに刺激を受けてきたので、僕もどうにか年始に掲げた目標を達成できて良かったです。


「これまででベストのレースはどれですか、マチュピチュマラソンですか」ともし今聞かれたら、こう答えるでしょう。


「次のレースです。」


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