こんばんは。
トレイルランナーズ大阪の安藤です。


今、ネットトラブル対策の弁護士事務所や許認可関係を調べています。 


Facebookにツイッター、LINE。


インターネットを用いた意思伝達手段としては、 携帯メールよりも使っている人も多いソーシャルメディアサービス。 ネット上で名誉棄損や誹謗中傷されたり、思慮不足な書き込みで炎上したりするリスクは、個人はもちろんのこと、どの様な企業・団体でも人ごとではないと感じています。自分や会社を守るためにも、もしもの名誉棄損や誹謗中傷に遭った時のためにも背景に優秀な弁護士がいると心強いです。


最近は個人の見聞きした内容や問い合わせ内容をブログやフェイスブックなどのインターネット上で公開するといった話を耳にしますが、そこで開示されたことが事実であるかどうか、公開か非公開(内輪)グループかに関係なく、人の社会的評価を害するに足りる事実であれば問題となる可能性があります。


さて、調べているのはそんな仰々しい理由からではなく、許認可法律関係やインターネットを利用する方のためのルールやマナーをあらためて知っておきたいと思ったからです。


たとえば、利用許認可申請の話。


トレイルランナーズ大阪では週に1度、練習会で大阪城公園内広場を利用させていただいていますが、大阪城公園及び公園施設を一体的に管理運営する指定管理者である大阪城公園パークマネジメント事業者様によれば、 「大阪城公園は広く市民の皆さまにご利用いただく都市公園ですので、 利用に申請の必要はありません。」 と回答をいただき、確認をしています。


当然ながら占有スペースではありませんので、過去にもフットサル利用者がいた場合などは互いに場所を分けて利用しています。


2016年3月にあらためて確認しましたが、同じ回答を得られました。ですが、念のために「どのような場合に利用申請許可が必要でしょうか?」 と質問をし、「たとえば大会開催はもちろん、そこで開会式を行ったり、 テントを設営したりする場合には利用申請が必要になり、内容によって料金が発生する場合もあります。」 と回答がありました。 


大阪城公園内ではリレー大会や記録会なども開催されていますが、皆さまのランニングチームがエイドやテントを設営するなど「何かしらの設置行為を行っている」場合にはその規模に関わらず、事前の利用許可申請が必要かもしれません。


少人数のトレイルランのツアー運営にあたっても調べたことがあります。たとえば、奈良公園管理事務所様からは「15名や20名といった少人数のトレイルランイベントであれば、申請の必要はありません。」一方で、「百名を超える規模ともなれば、ご相談いただきたく思います。」とも。


僕自身がはっとすると同時に納得したのは、「ハイキングをされる方でもそのぐらいの人数はいらっしゃるので、わざわざ利用申請の必要はありません。」回答でした。


問い合わせをしていく中で、主催者は「非競技走(タイム計測や表彰をしない)だから大丈夫」「参加費は無料だから」という考え方は今の時代は危ういと感じました。参加者が百人を超える規模ともなれば、「土地所有者および管理者に事前相談して欲しい」と考えている管理者の方が多く、
「規模」が一つの利用許可申請の目安となるように思いました。


けれども、たとえ
10名から15名であっても週末の箕面の滝道や高尾山などは混み合いますし、そうした場所をスピードを出して走れば観光客や登山客の方に怖いという印象を与えてしまうでしょう。


本日の記事はなるべく私見を入れずに、問い合わせ回答を中心としました。上記は例であって土地や管理者、時流によっても異なると思うので、その点はご理解ください。


どの管理者も地元住民やほかの一般利用者に迷惑がかからないかどうかをもっとも懸念しており、シンプルに「人様にご迷惑をかけない」を守って、トレイルランを楽しみたいですね。


常日ごろいただきますさまざまなご質問は個人はもちろん、団体のあり方を見直す良い機会だと考えています。まだまだ知識不足ながら、少しずつですが新しいことを学び、より良い練習会やイベント運営に生かしていきたいと考えています。

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開催回数250回以上、年齢を問わず、全国から2,000人を超える皆さまが参加されています。ラン仲間と一緒にご参加も増えていますが、多くの方がお一人様です。安心してご参加ください。木曜日の19:30から大阪城公園で走り方の練習会も開催しています。
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