トレイルランナーズ大阪の安藤大 です。
よくビジネス本で、
「プロフェッショナルな仕事の流儀」
「プロフェッショナルなビジネスマンの条件」
みたいなものがあります。
そこで、
プロフェッショナルなトレイルランナーの条件って何だろう?
と勝手に考えてみました。
□心にゆとりはあるか。
一般的に山では「上り優先」とされていますが、ご年配登山者よりもトレイルランナーは体力があるわけですから、上りも下りも率先して優先できるようなゆとりを心に持ちたいものです。
□必要最低限の救急用品は所持しているか。
トレイルの下りは石や木の根など、本来は歩くだけでも転倒やねん挫などのリスクがあります。そんな場所をランナーは危険を承知で走るわけですから、一人やツアー参加に関わらず、救急用品は各自で携帯しておきたいです。
もしもケガをした際に救急用品も携帯しておらず、登山者の人に助けてもらうようでは、「だから山を走るのは危険なのよ」と言われても仕方なく、恥ずかしいことと言えるでしょう。
たとえ「自分は大丈夫」であっても、山道で他の傷病者に遭遇することもあるかもしれません。
□リュックのジッパーは横締めされているか。
リュックのジッパーを真上で締めるとランニング中の揺れで開きやすく、知らずのうちに中の食料や貴重品が飛び出してしまうことがあります。
「落ちてるよ!」後続のランナーにそれを拾って一つづつもらうというのは、プロフェッショナルな観点で見れば恥ずかしいでしょう。
□リュックは背中で背負えているか。
後ろから見て、リュックが「ゆさゆさ」と上下に揺れているランナーを見たことはありませんか?
リュックの揺れは走る時の不快感だけでなく、下りでの安定性を妨げます。背負い方も大事ですが荷物の詰めこみ方によっても、リュックの揺れに繋がる場合があります。言わば、「荷物整頓力」です。
□ハイドレーションの空気抜きはしているか。
ハイドレーション内に空気が入っているとリュック容量を圧迫するほか、やはり走る時に水が揺れて、ランニング時の安定性を妨げます。
「マラソンウェアではなく、アウトドアブランドウェアである」「ランシューズではなく、トレイルシューズである」などはここでは除外しました。
服装や体力のあるなしはあまり関係なく、走行時の見た目や清潔感、リスク管理が挙がりました。
上記をすべて満たしたら、プロフェッショナルなトレイルランナーに?