トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

今日もコーチング受講者の声を紹介いたします。

京都にお住まいで、40代の女性ランナーの方。ラン歴は3年半。過去の運動歴はバスケットボールに乗馬、テニスをされていました。

過去3年間でケガや故障によるキャンセル率は、男性より女性の数が圧倒的多いです。それも女性の場合、何でもない平地での転倒や捻挫が信じられないぐらい多くを占めます。

不整地の山道を走っていたり、階段を踏み外したのであればわかるのですが、アスファルトを走っていて転倒や捻挫です。普通ごとではありません。

平地での捻挫や転倒、あるいは月間走行距離が200kmに満たない、それほど走っていないのにも関わらず、ケガや故障に悩むということは、走り方に大きく改善点があると考えてよいでしょう。

まずはいただいた感想メッセージから
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本日は大変ありがとうございました。

期待して行ったんですが、
さらにそれを上回る内容で大満足でした。

しかも、時間オーバーで指導して
下さってありがとうございました。

指導力だけでなく、そういう人間性も素敵すぎます。

今日は自分の腕振りや着地のひどさに愕然としましたが、
安藤さんの指導のお蔭で改善が見られてよかったです。

あの後、嬉しくて家の近くを5km走りました。
理想的な走りにはまだまだですが、
教えてもらったことを継続して練習します。

外だけでなく、腕振りや室内でできることは
鏡でセルフチェックをしようと思います。
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◆ご要望

・効率的なランニングフォームを身につけたい。
・腰や股関節まわりの痛みをなくしたい。

◆ご自身で考えられている問題点

・上肢と下肢が連動していない気がする(腕ふりと足の運びに一体感が感じられない)
・腕を横に振ってしまう癖がある。
・着地のときにバタバタと音がするので、それが腰や股関節の痛みにつながっている気がする。

◆結果は?

・着地は、100%ヒールフット。

・腕の振り。腕を横に振る。通称「女の子走り」。ご自身で考えられていたとおり、女性ランナーの方に圧倒的に多い、腕を横に振るフォームになっていました。映像から、体が左に大きく流れていることもわかりました。

役立つのはリズムとバランスを取るためぐらいで、左右にぶれやすくなり、動きのロスも多くなります。

「腕を横に振ってしまう癖がある」とはご本人も自覚されていましたが、映像であらためて確認して、「ここまで癖があるとは思いませんでした..」と驚きの表情。頭でわかってはいるけれども、なかなか自分一人では治せない癖ってあります。

カイゼン!

◆改善後
・左右の着地バランスが改善されました
・「おばちゃん走り」から、「アスリートな」颯爽とした走りに。

それまでラン歴3年半をその腕ふりで走ってきたので、1日での改善は容易ではなく、ご本人も「違和感を感じます」、気を抜けばすぐ元に戻ってしまいがちでした。

・上り坂のスピードアップ
・下り坂は「怖い」とそれまで前ももにダメージのある走りをしていたのが、改善。

ラン歴が長ければ長いほど、改善までに痛みを伴います。男性ランナー以上に女性ランナーの方が多くの改善要素があると思うので、特に女性の方にもっと多く受講していただきたいですよね。

そのためにスタートしたコーチングでもあります。