結果がでないのは、一つの競技のことしか考えてないからだ。

陸上競技・十種競技元日本チャンピオン 武井壮

武井壮さんのこの言葉をNumberDoで読んだとき、「さすがは陸上競技・十種競技元日本チャンピオンだな」と感心しました。

アメリカのある研究で、ケガや故障の少ないランナーは昔、あるいは現在ランニングとは別の競技に取り組んでいたという調査結果があります。

たとえば、アメリカのランナーは日常的に柔らかい土の上を走るクロスカントリーに親しんでいますし、ヨーロッパは冬場は積雪で走ることができないので、オフシーズンとしてクロスカントリスキーをしている人も多く、また最近ではヨガを取り入れる人も当たり前のように増えてきました。

僕は、足休めには水泳やアクアウォーキング、エアロバイクを推奨しています。ロードだけでなく、トレイルランも交えるというのもこれに入るでしょう。

一方でケガや故障の多いランナーは、昔から何もやっていなくて、現在までランニングしか行っていないパターンの人。

同じ運動を繰り返していれば、ケガや故障につながるのは自然の流れともいえます。