トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

今年最後で最新号の「RUN+TRAIL vol.10 (ラン・プラス・トレイルvol.10)」。


RUN+TRAIL vol.10 (SAN-EI MOOK)

今号は、8月に開催されたウルトラトレイル・デュ・モンブランから10月のハセツネCUPなど、大会紹介が中心となっています。巻頭特集は、「石川弘樹が追い求めるトレイルランの世界」。そして、「世界遺産・国定公園を走る」では、11月に開催される三重県の熊野古道や、今年新しく新設された富山県の道宗道、が紹介されています。ほか、

・奥宮俊祐塾 ロードからトレイルへの第一歩
・UTMB市民ランナーに聞く完走法、装備やウェア紹介
・槍穂高のスピードハイク


奥宮選手がトレーニングに往復の通勤ランを取り入れていることは何かで見て知っていましたが、最近では通勤ロードバイクを取り入れている点は知りませんでした。

奥宮選手は元々陸上部あがりの選手なので、走り方のレッスンも陸上的ですね。「蹴りこむような走り方」で疲労骨折をし、その後走り方の改善に取り組み、現在は「蹴りこまない走り方」に修正した話も書かれています。

通勤ランの話では、「ぎりぎりまで寝ていたいので、キロ4分が基本ペースで、最後はキロ3分半で追い込んだり。」思わず、そんなペースの通勤サラリーマンが歩道を駆け抜けていったら周囲の人はさぞや驚くだろうと思いました。

山口県の秋吉台は、奇岩の点在する素晴らしい景色で、起伏も少なく誰もが走れるトレイルで、トレイルランナーズ大阪のスペシャルツアー開催候補地としてもありますが、遠方であるためなかなか難しいですね。

上田瑠偉選手の活躍が取り沙汰されていますが、これは序章にすぎないと個人的には思っています。20代前半で箱根駅伝を目指すようなクラスの選手がトレイルの世界に入ってくると、今後より高速化は進んでいくでしょう。

2015年から隔月化となり、偶数月に発売されるとのこと。