Tarzan (ターザン) 2014年 6/26号 [雑誌]
Tarzan (ターザン) 2014年 6/26号 実は、カラダに悪いこと[雑誌]

マラソンタイム向上のためにトレイルラン二ングを行うのもNG?(笑)

今日の一冊、「Tarzan (ターザン) 2014年 6/26号 実は、カラダに悪いこと」タイトルが気になったので、思わず即買いしました。これで540円ならお値打ちでしょう。

・食事は1日2食にしています。
・甘いものを控えるのはいい?
・カロリー数値さえ気をつければいいんですよね?
・プチ断食はたまにはいいらしい。
・野菜はコンビニの野菜ジュースで補っている。
・酒を飲む前にいつもウコンを飲んでいる

サプリメントとハーブティーの組み合わせによる弊害の話はちょっとゾッとしました。。

カット野菜は本著にある通り、出荷の際に栄養素の多くが飛んでしまっているので「摂った気分になる」野菜摂取を目的として僕はほとんど買いません。

野菜関係は焼いているのか、煮ているのか調理法にも気を配りたいところ。調理法によって栄養素の多くが飛んでいたりしますからね。

日本一の給食を目指す東京都足立区の話。最近の給食も変わりましたね。栄養素が配属され、残飯率を減らすことを目的に、地域に合わせた献立を作るのだとか。

本著を読んだ総論は、「何ごともほどほどがいい」ということ。健康志向の方、ダイエットマニアな方、現在何らかの健康法を続けている方には読んでおきたい一冊です。

冒頭の「マラソンタイム向上や脚力を鍛えるためにトレイルラン二ングを行うのもNG?」はもっとも。

ファンクショナルトレーニングの概念から言えば(なるべくその競技に沿った動きでトレーニングを行うことが効率的)、マラソン大会で階段やがれ場を走るわけではないので、起伏のある不整地でないロードを走る方が効果は高いでしょう。ただ心肺機能の強化やスタミナ強化を目的に、夏場走れないことによる走力低下を防ぎたいといった目的であればトレイルランはいいです。マラソン大会後半で失速しないための脚づくりにもなります。トレイルランの場合、ペースや走り方一つでランニング効果も変わってくるのが魅力と言えます。

ロードとトレイルランでそもそもトレーニングの方法が違うもの。よく「今月はマラソン、来月はトレイルラン」という方がいますが、かけ持ちするということは似て非なる競技スポーツに同時に取り組むことに等しい。本来、ベストタイムを求めるのであればある一定期間集中が望ましい。

「飛び交う膨大な情報の中から、あなたはどれを信じますか?」本著に書かれていることも、僕の意見もその中のひとつ。ある時いいと思われていたことが、時間の経過とともに変わることがあります。情報も取捨選択、常に疑問を持ちながら自分の頭で考える時代になりました。

◆本著より
糖質制限で糖尿病が劇的に改善したという報告がありますが、研究では糖尿病の発症率は増えてもいないし減ってもいない。

ジュースで1日の野菜摂取目標値を達成するのは難しい。

カロリーゼロは厳密にはゼロカロリーではない。

カフェインの限度は一日500mg

ポテトにかけるケチャップには大量の砂糖も含まれている。

一度に走っても平気な距離は月間走行距離の6分の1。フルマラソンをポイント練習代わりに使えるのは250km以上のランナーだけ。