トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

「トレッドミルでの練習量は嘘はつかない。」

僕がトレイルランレースに出場し、常々レース中に感じることです。

「走ることが楽しくて、景色が変わるのが楽しくて、ランニングをはじめたのに殺伐としたジムのトレッドミルなんて退屈」と思われる方もいるかもしれません。山を走る魅力にハマった方であれば、尚更でしょう。

けれど僕はトレッドミル、
以下の理由で気に入ってます。

5つのメリットは、
1フォームのチェックできる。
2平地よりもケガや故障の可能性が減る。
3ペース走が可能である。
4運動強度を自由に上げられる。
(傾斜をつけられる)
5メンタル面の強化につながる。
(走るのではなく、走らされる)


特に1が気に入ってます。平地のランニングでは当たり前のことながら、自分で自分のフォームを確認することはできません。ジムでは正面の鏡や窓に映る姿を通して、フォームチェックができます。

たとえば、
姿勢や腕ふりはどうか?
疲れてきた時の姿勢はどうか?
着地時の膝や足の向きはどうか?


2はジムで走りすぎて故障した人って聞きますか?あまりありませんよね。週5で毎日1時間走っている方でさえ(かつての私)なぜ?それはトレッドミルに秘密があります。これは解説すると長くなるので省きます。

デメリットを挙げれば、

・30分以上の継続ランができない。
・時速16km/sまでしか上げられない。

ジムにもよりますが、他の利用客のことも考えると一時間が限度でしょう。

国内のトレッドミルでは時速15、16km/sが限界ですが海外では時速18、19km/sまで上げられるものもあるようです。

サブスリーを目標とするのであれば時速15km/sも出れば十分ですが、それ以上のタイムを求めるとなれば傾斜走など工夫が必要でしょうね。

「今までは傾斜10%の時速9km/sで10分がやっとだったけれども、30分走れるようになった」「同じ時速、同じ傾斜で息切れしなくなった。」

平地を走っていても自分が成長したのかさっぱりわからないことがありますが、トレッドミルでははっきりわかります。

傾斜10%で時速10km/sで走れたのであれば、理論上はロードやトレイルでも同じように走ることができます。言い換えればマシーン上の坂道で走れないのに、レースで走れるはずがありません。

ただスタート時は元気なのでその力量を超えて走ってしまい(かつての私もそうでしたが)オーバーペースダウンする選手を数多く見てきました。

こうした自分の走ることのできる傾斜とスピードを知る上でもトレッドミルは非常に便利です。

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