トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

メルマガの読者さんから、
こんなご質問をいただきました。

「私はロードの練習はしますが、フルマラソンなどの
マラソン大会はエントリーしたことがありません。

私は登山からトレイルランニングに入ったので、
ロードを走るという気持ちはないのが正直なところです。

小さい頃から、短距離は得意なのですが長距離が苦手です。

登りでは、おしりの筋肉を意識して練習しています。
このトレーニング(おしりの筋肉を意識する)と関係はありますか。

安藤さんは日ごろ登りに関しては、
どのようなトレーニングをしておられますか?」


◆コメント
「短距離は得意なのですが長距離が苦手です。」とありますが、
この方、STY84kmを16時間で完走されています。(笑)
基準が高いですね。

おしりの筋肉を意識して練習。
大いに関係があります。正しいです。

トレイルの上りではお尻から太ももにかけての
大きな筋肉を意識して、歩くのがコツです。
(今は走ることではなく、歩くことについて話をしています。)

小さな筋肉(ふくらはぎ)を使うと、あっという間に疲弊して、
そのうち子どもの山歩きにも追いつけなくなります。

―自分でできているのかどうかがわかりません。

翌日や翌々日の筋肉の疲労度を見れば、わかるでしょう。
ふくらはぎだけが異様にパンパンになっていたら、
知らず知らずのうちに小さな筋肉を酷使していたということです。

僕の上りトレーニングは、もっぱらジムのトレッドミルか、階段往復です。
トレーニングのために、わざわざ山へ出向く時間がないからです。

さらに言えば、足さえも使わない。手と上半身の筋肉をいかに使うかも
重要になってきますが、これはまたの機会にお話しします。