トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

硫黄臭の漂う、地熱地帯を走る。ニュージーランドに到着した時は、街のこの臭いに違和感がありましたが、日を追うごとに慣れてきました。スパは、約2.5kmの地熱地帯散策とセット料金。

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レースの翌日は、マッドスパマッサージを予約していたためワイオラ・スパへ。「ヘルズゲート(悪魔の温泉)」というネーミングセンスが気に入り、楽しみにしていました。レース中は、ずっとこれを楽しみに励みに走っていたといってもいいぐらい。

ニュージーランド地熱地帯の中で最大級の泥火山。噴出した泥が固まって、火山状になります。

霧吹きの池


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かつてマオリの人々が戦いのあとに傷を癒したという温泉(実話)。普段は観光客で人気だそうですが、サイクロン襲撃の翌日、雨も降る中、ドライブで屋外露天風呂に来る人はおらず、ほぼ貸し切り状態でした。残念ながら裸で混浴ではなく、男女水着を着て入浴します。

◆マッドスパって?
推奨入浴時間は20分まで。硫黄臭をかきながらの泥温泉は肌がすべすべになるというよりは、古い角質がすべて新しくなったといった感じ。泥まみれで楽しそうな写真イメージを思い浮かる方もいるかもしれません。実際は、温泉は泥色のさらさらした水で、泥は自分で好きに顔や体に塗ります。マッドスパ後は、入浴時間は自由の温泉に浸かりました。

同じくレースに出場していたドイツ人ランナーと意気投合しました。Transgrancanaria115kmやThe NorthFace Australia100を完走したり、一週間毎日80km、560kmのトレイルランのステージレースも完走したりとなかなかタフな方。次戦は、Transvalcaniaに出場すると話していました。旅には出会いがつきもの。
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ランチは、ラザニア。
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3月のニュージーランドは、夜19時でも街灯照明がいらないぐらい明るい。