20歳若返る筋トレ (小学館新書)

今日の一冊は、40歳からでも60歳からでも遅くない!「20歳若返る筋トレ (小学館新書)」。ベストセラー「やってはいけないストレッチ」「やってはいけない筋トレ」の著者、坂詰真二氏による最新刊。著者は株式会社ピープル(現コナミスポーツ)でディレクターを務め、現在は独立しアスリートへの指導やスポーツ系専門学校講師を務めています。

「サウナでどんなに汗を流しても体脂肪は得減らない」などは、えっと驚かれる方も多く、「有酸素運動は筋トレの後に行う」では、よくジムなどでエアロバイクやトレッドミルをした後に筋トレをすることが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。気になる方は、ぜひ本著で確認しておきたいところです。フィットネスブーム、ヨガブーム、ピラティスブーム、ストレッチブーム、体幹ブームといろいろなブームについても一部著者は、効果の検証と理由を述べています。

「日ごろ運動をしている40代後半の体力は運動をしない20代前半と同レベル」これはズバリ思い当たることがありました。私も365日土日祝日にトレイルランツアーを開催していますが、マラソン完走経験も豊富な40代半ばの方と、日ごろまったく運動をしていない20代の方が参加すると、山では20代が先頭をひた走り、やっぱり20代との基礎体力の違いを感じずにはいられません。

20代半ばの方が本気でトレーニングをして、30代の私が同じトレーニングをしていても勝てないですね。これは事実で、認めなければいけない点です。運動してない人でそうなんですから、「昔から陸上部で今も走っています」「箱根駅伝目指してました」という人にはさらに勝てません。だからといって、それ以上のトレーニングをすればいいという単純な話でもない。

勝負のフィールドを変えるしかない。10kmやハーフではなく、フルマラソンやウルトラ、それ以上の距離といった舞台に。トレーニング以外の要素が必要とされる舞台に。

話が大きくそれました。

本著は40歳後半から60歳の方に向けて書かれていますが、今30代の方にも参考になります。このシリーズは値段も700円台と手ごろで、面白いです。

◆本著より
体を若返らせるのに、重要なのは筋トレだ。

加齢とともに、脳、骨、関節や目、内臓は衰えていきますが、唯一筋肉だけは鍛えた分だけ量を増やしたり、機能を高めていくことができる機関です。

筋トレの主なエネルギー源は糖分で、有酸素運動では糖分と脂肪の両方を使います。また体の一部を使う筋トレはエネルギーの消費量が少ないので、たとえ1時間行ったとしても体に糖分が残りますが、全身運動である有酸素運動はエネルギーをたくさん使うので、1時間も動くと体の糖分が激減します。

筋トレを行うのにも順番があります。「下半身、上半身、体幹」です。

◆目次一例
毎日の筋トレは百害あって一利なし
腹筋運動だけやってもお腹はへこまない
有酸素運動は筋トレの後に行う
体重減の目安は1週間で1%まで
サウナでどんなに汗を流しても体脂肪は得減らない
最も大切なトレーニング後のストレッチ

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