ランナーの皆さま、こんばんは!トレイルランガイドの安藤大です。
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【下り上達のための3つの要素とは?】
トレイルの下りで、テクニックよりも大事な3つの要素があります。いずれもどれか一つ優れていればよいものではなく、バランスよく鍛えるこどが必要な要素です。

1つは、体幹。

上半身が前に飛び出すのを防ぐため、体幹を使います。体幹が弱いと急な下りや急階段で走る姿勢を保てません。

姿勢を維持できないと?
→前のめりに転ぶ可能性
→怖い!へっぴり腰になる。
→スピードの低下、かかとからの着地になり足にも負担大。
→もう下りは走れません…

2つ、3つめは切り返し力とストップ力
カーブやジグザグの林道を曲がる度に急ブレーキをかけ、スピードがゼロになっていたのでは体力もタイムロスも大きいです。切り返しスキルは、減速加速できるスキルとも言えますストップ力はぴたりと留まることのできる能力のこと。

これらが弱いと?
カーブ
→(曲がれるだろう)という予測
→曲がりきれない
→体が崖側に持っていかれる。
→崖から滑落、あるいは体制を立て直すために急ブレーキ。足に負担大。

年間1,000人近いランナーさんにお会いし、その中でトレランデビューにも関わらず下りの上手な方に、

「昔、何かやっていました?」
「会社でフットサルやってます。」
「学生時代はずっとサッカー部で、毎日ラダーなどしてました。」
「バドミントンやってました。」

球技をされていた方は、このスキルが高い傾向にあります。「帰宅部で、スポーツは健康のためにはじめたマラソンだけ。」という生粋のロードランナーの方は、トレイルランでは上記3つの要素の鍛えることが下り上達の秘訣です。