ランナーの皆さま、こんにちは!トレイルランナーズ大阪の安藤です。

マラソンやトレイルランニング中になぜ足が攣るのか?

このメカニズムは複雑で、「これが原因!」とは一概には言えないようです。ただ原因はあります。足が攣りやすいという方には以下をお伝えしており、ちゃんと実践なされている方では、足を攣る人は皆無となりました。

【要因1】ミネラル不足
汗をかくと、ナトリウムやカリウムといったミネラルが体外に放出され、細胞内のミネラルバランスが崩れます。脳が異変を感知し、筋肉のけいれんサインを送ります。夏場よく水を飲む人は、注意。水ばかり飲んでこのミネラルを補給を怠ると、体内バランスの崩れから、足攣りの原因ともなります。


そこで便利なのが、「ミドリ安全 《電解質をクイックチャージ!乾いたカラダに塩分補給!》 塩熱サプリ 【24粒/1袋】
」。これはランニング用サプリメントではなく、もともとは工事現場職の人が猛暑でも仕事ができるように作られたというのだから、効果てき面。

【要因2】冷え
長時間、気温の低い中で走り続けると、運動で温まった筋肉が冷え始めます。レース前は晴れていても、途中で雨に見舞われて、急激に体温が下がると足攣りの原因にも関係してきます。昼夜を通じて行われるレースでは、昼夜との寒暖差によっても生じる可能性があるでしょう。

【要因3】過度の筋肉の酷使
個人的には、これが一番の要因だと思っています。たとえば、延々と下り階段。延々と上りの林道。同じ筋肉を長時間酷使したり、自分の筋肉能力を超えて運動したりすると足攣りの原因となることが多いようです。ツアーでも後ろから見ていて、上りをがに股(膝やつま先が外を向いた状態)で脚力にものを言わせて、歩いている方に、「足が攣りました...」という方が多いようです。

対策 使用する筋肉の部位を変える。
これはテクニック的な話になります。トレイルの上りだけでも10以上のさまざまなノウハウがあります。基本をご紹介します。基本に始まり、基本に終わる
一つは、
シューズの底裏を見せない。上りではふくらはぎで蹴って上らない。
二つは、股を絞る。がに股にならないこと。これはレース中も常に意識していただきたい点です。

対策 マッサージをする。
その場で軽くストレッチしたり、マッサージしたり。強く揉む人がいますが、悪化を招くことになります。血流をよくする、さするマッサージです。


毎日ラン後や自宅で足をマッサージする習慣をつけると、「先週よりも今日はこのあたりが張ってるな。」「右のふくらはぎの張りが強い。右足で蹴る癖があるのかな。」など、足の異変にすぐ気づくようになってきますよ。