最近多いご相談。

Aさん「実は無謀にも○○○ロングトレイルランにエントリーしてしまったのです。どうしましょう?」
私「(本音)行けるところまで行くなんて言わないでください。生きて帰ってきてください。」
私「(建前)一番楽しんだ人が勝ちです。」

その人のことを友人として心から思えば、本音はいつも厳しい。軽々しく、「がんばって!」などと言えません。むしろあまりにも無謀なチャレンジには、DNSを薦めることさえあります。ボクシングでアマチュアがいきな世界戦にチャレンジすることはできませんが、マラソンやトレイルのレースではそれができてしまう。いきなりウルトラランニングレースにエントリーできてしまう。ロードレースではいつでもリタイアは可能ですが、トレイルランレースの場合、舞台は山。

欧米では10kmや20kmの大会がマラソンレースのように毎週末に行われていますが、
国内ではまだそうした距離の短い大会が少ないことも一因としてあるでしょう。

ロードでも自宅周辺ジョグから10km、ハーフ、フル、ウルトラへと段階があるように、
トレイルの場合では特にこの段階があるように思います。