トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

「やっと報告できた。」

昨夜はトレイルランナーズ大阪の上半期レース報告会兼ウルトラトレイル・マウントフジの完走報告会でした。100マイル完走から、約2ヶ月。「安藤さん、完走おめでとうございます!」「何の話ですか?」日を追うごとに薄れていく記憶。。本当はいち早く報告会開催したかったのですが、6月に長野や山梨でのトレイルランニングレースが集中しレースデビューされる方も多く、それを待ってから開催した方がより中身の濃いイベントになるであろうと。「やっと皆さんの前で報告できた。」というのが正直な感想で、中には「安藤さんの話を生で聞いて、ようやく私の中でも応援が終わりました。」といってくれる方も多かった。

第一部では、私のUTMFの完走報告。映像に音楽、写真付で、激走富士山一周161kmのゴールまでの話をさせていただきました。第二部ではSTY完走報告、第三部ではボランティアさんによるレース舞台裏の話。第四部では、富士忍野高原トレイル、志賀高原マウンテントレイル、八ヶ岳スリーピークス、瀬戸内アイランドトレイル、戸隠マウンテントレイル、サロマ湖100kmウルトラマラソンや24時間走の代表選考会にチャレンジといった報告まで、ここだけの貴重な話が盛り沢山でした。いくら時間があっても、話足りないボリューム。

みんなさまざまな人のレース参戦話を聞いて、かなり刺激となった様子。会の後は、プレゼント交換会!1万円相当のスミスサングラスやキャプテンも愛用のトレランリュック、激走モンブランDVDなどを実費で、大盤振る舞い提供させていただきました。

メルマガ読者さんであれば誰でも参加ok!としたため、初参加の方や日ごろ接点の少ない方も多く、嬉しかったです。二次会も多いに盛りあがりました。翌日に世界ジオパークトレイルラン40kmを控えているにも関わらず参加され、遅くまで飲んでいた、久下さん。久下さんのそういうノリが好きですね。

第2部 STY84km完走、西尾清さんの話
50代からランニングをはじめて2年で、国内屈指の過酷なト レイルランニングレースを完走。しかも完走目標ではなく、制限時間24時間の中、17時間52分52秒の好タイムでゴール。普段はビブラムシューズやルナサンダルを履きこなす。こう話をすると、通なトレイルランニングファンの方は、「かなりの熟練者で、健脚者。」をイメージされることでしょう。実際、西尾さんはトレイルランナーズ大阪練習会でも、初参加とは思えないラダーのフットワークとリズム感。そして、200m走ではぶっちぎりのスピード。とても50代のそれとは思えませんでした。STYの話もきっちりとレジュメを準備してこられ、ペースやエイドごとの休憩時間もしっかりと把握されておられ、レース出場からゴールまで、戦略的にレースを練られていました。

午前中は、"裸足王子"こと吉野剛さんの裸ランニングのイベントに参加後、夜は交流会へと精力的に活動。ケガとの向き合い方、日ごろどのようなトレーニングをしているかなど、50代でゼロからはじめた話だけに、参加者の注目度も高かったです。次戦は信越五岳110km、ハセツネCUP71km、神流を予定されており、来年こそはUTMFに当選し、挑戦したいとのことでした。


西尾さんは他にもさまざまなツアーに参加され、いくつかのチームにも所属しているそうですが、そんな中こうしてトレイルランナーズ大阪の交流会にも参加いただけるのは嬉しいですね。西尾さん、貴重なお話ありがとうございました!

第3部 ボランティア、山本陽子さんの話

UTMF、STYボランティアの応募時期や条件、正式採用されるまで。具体的な役割決定通知はレース3日前でドタバタだった話、不眠不休で選手並みの体力が求められた話(本当に大変だった!と)、まさか私が!?のレギュレーションチェックではあきらかに心配な装備のランナーも多数おり、もし自分がokを出した選手に何かあったら...不安で不安で仕方がなかった、けれどその選手が無事完走している姿を見た時は、かけがえのない喜びを感じた話など。

またここだけの、大会実行委員長の鏑木さんさえ知らなかった、ジュリアン選手とゲイリー選手の順位交代劇の話。トップ選手のエイドでの素顔の話も。「セバスチャンは、カッコよかった!!」と興奮気味に話されていました。今年のスイーパーには、ノースフェイスのアクティブシェルが上下セットでもらえたそうです。

山本さん、貴重なお話ありがとうございました!

すべて公開!ウルトラトレイル・マウントフジのウェアからシューズ、 リュック、サプリメント、必携品まで、レース同様にこの日のために準備。疲れました。やっぱり100マイルレースの準備をあらためて揃えるとなると、ぐったり。僕はすべてチェックリスト化していますがそれでも大変で、持ってくるのも重くて汗だくになりました。

契約選手ではなく、サポーターなしの一般選手としての荷物のため、みんな出場するかもしれない時のことを考えて、矢継ぎ早に質問が飛びます。特に女性陣からの質問は積極的で、鋭いものが多かったです。STY完走者の西尾さんのコーナーは大盛況で、一方UTMF完走の私の方は、まばら。。がっくり。まずはSTY出場を考えている方が多いのでしょうね。

この中で富士山一周にチャレンジするのは誰だ?

次は皆さんの番です。