大阪城公園。大阪マラソン、神戸マラソンと抽選結果がでて、走る人が急増しています。東京・皇居と比べて、
大阪城公園は道幅も広く走りやすく、また逆走している人は少ないです。今日も30分ほどランナーのフォーム、姿勢、腕振り、胸の張り方をチェック。特に注意して見ているのが、「足音」。サブスリーランナーらしき人の走りは、やっぱり音は静かですね。私も後ろについて見真似でさまざまなランナーの走りを真似して、研究してみました。腕振りはおよそ3パターンに分かれます。女性は、左右振りの方が多いですね。ケニア出身ランナーのような、腕を外から内に回すような振り方の人も中には。毎週毎週見ているといろいろと共通点を発見したり、学びがあります。シューズにもいろいろあって、面白いですね。

この日は、お母さんと小学生の娘さんにもご参加いただきました。小学生見て、「現役やわ…」
ため息つくのやめてもらえませんか?じゃあ、僕らは「引退組」?いやいや、僕はバリバリの現役ですから。ラダーなどを用いた一連のトレーニングは、1980年代にアメリカで誕生。オレゴン大学で1989年以降の統計調査では、こうしたトレーニングを定期的に取り入れた選手の健康:ケガの割合は7:3。不定期、あるいは行っていない選手の健康:ケガの割合は2:8。現在、この練習会に定期的に参加されている方で故障したという方はまだゼロ。みんな楽しくて走行距離が伸びても、元気に走っています。練習会を通じてランニングのケガと故障を減らしていきます。

また、「外堀を走っていて、ずっと気になっていました!」と大阪城公園ランナーが僕らのことをネットで調べてくれてご参加。嬉しいですね。

【なわとびの効能と飛ぶコツ】
ウォーミングアップ代わりの昔懐かしのなわとび。ボクシング的に言えば、ロープスキッピング。ランニングにおける効果は大きく、全身筋持久力・心肺機能アップ(飛び方で変わる)、リズム感とスピード感の養成、そしてダイエット効果ではランニングより上。かかと着地ではなく、自然と前足部着地になり、飛んで着地するため、トレイルでの下り筋力の強化にもつながる、とまさにいいことづくめ。ただし、間違ったフォームで行うと膝への衝撃が大きいのはランニングと同じ。うまく飛ぶコツは、①肩の力を抜いて、なわの柄は軽く握ること、②膝と腰を軽く曲げること。まずは15分飛び続けられることを目指しましょう。

「前々から練習会に参加したかったんです。」トレイルランナーズ大阪より、期待の新星がデビュー!今日のランナー、岡増さん。今週末の「志賀高原マウンテントレイル40km」に出場。入門からはじめた岡増さんも、トレイルランツアー参加回数が15回を超え、今や足にダメージ少なく下るテクニックではツアーメンバーの中でもトップクラス。ガレ場やスキー場の急斜面も何のその。トレイルの下りを速く走るのは勢いや経験が増えればできますが、足へのダメージ最小限にうまく下ることっていうのは、また別のコツなんですよね。

最近は岡増さんのようにレース前の最終調整に、練習会にご参加される方もいます。肩の力を抜いて、ぜひ自分のペースで走っていただきたいと思います。楽しみです。
私はマラソンは完走やタイムではなく、本当のゴールはその過程にあると思っています。目指すべきゴールは一つ、歩む道は人それぞれ。青春だ!